水葬 (feat. 可不)のジャケット写真

歌詞

水葬 (feat. 可不)

omochi

窓を叩く冷たい雨音に

心は深く沈んでいく

日々の隙間 鮮やかな記憶が

徐々に徐々に色褪せていくようで

いつからだろう僕の心は何にも

動かなくなっていたんだ

物を食べても味がしなくなった

声も光も遠く霞んでいく

僕の輪郭がぼやけていく

いっそ僕のすべてを洗い流してくれよ

この世界には似合わない

惨めで醜いこんな僕なんて

降りしきる雨は僕を嗤うだけ

心に刺さった棘は抜けないままに

ただ夜は更けていく

濡れた窓に指でなぞった文字も

すぐに滲んでは消えてしまった

縋るように吐き出した言葉も

雨音に溶けていくだけで

薄れていく意識の中

この胸を抉る感覚だけがただ

はっきりと鮮明に残ってて

皮肉にもそれが僕がまだ生きている証明で

僕をここに縛りつけている

いっそ僕のすべてを洗い流してくれよ

この世界には似合わない

惨めで醜いこんな僕なんて

降りしきる雨は僕を嗤うだけ

心に刺さった棘は抜けないままに

ただ夜は更けていく

  • 作詞者

    omochi

  • 作曲者

    omochi

  • プロデューサー

    omochi

  • ミキシングエンジニア

    omochi

  • マスタリングエンジニア

    omochi

  • ピアノ

    omochi

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    水葬 (feat. 可不)

    omochi

「いっそ僕のすべてを洗い流してくれよ」

Youtubeで50万再生を突破した『だから僕は死にたい』の衝撃を経て放つ、待望のニューシングル『水葬』。

物を食べても味がしない感覚の麻痺、ぼやけていく世界の輪郭。冷たい雨音に沈みゆく日常の中で、唯一消えない「心の棘」の痛みだけが、逆説的に「生」を証明し、僕を縛り付ける。

息をすることさえ難しい現代(いま)の閉塞感と、切実な救済への希求。美しくも残酷な旋律が、誰にも言えないあなたの孤独に深く突き刺さる。

アーティスト情報

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