KAWAHARA PILE FABRICのジャケット写真

歌詞

たんもん

川原 光貴

何重に巻かれたあなたの生き様

灰色のモケット肩に担ぐ

油にまみれた記憶はそのまま

積んだコンテナ色褪せている

目を閉じれば浮かぶ大きな背中を

追いかけた憧れはここにあるから

あなたが織り込む愛を

指に絡めた願いを

わたしという名の反物

大事にして生きたい

10000本の地の糸

編み込んでいく緯糸

誇りに持っていたいもん

笑い続けたいもん

丁寧に仕立てたあなたの生き様

鮮彩やかなジャガード 命の柄

糸に終わりがきて また結び直して

そんな風に繰り返しわたし生きてく

あなたが織り込む愛を

指に絡めた願いを

わたしという名の反物

大事にして生きたい

10000本の地の糸

編み込んでいく緯糸

失わないでいたいもん

わたしらしくいたいもん

飾りのない

変わりのない

流行りじゃない

でも褪せはしない

絶え間のない

限りのない

灰色の愛

あなたの愛

明日が見えなくても

この糸ほどけてしまうことはない

いつまでも手を止めないでいよう

何重に巻かれたわたしの人生は

いつか誰かの反物になる

作成:mitsutaka

  • 作詞

    川原 光貴

  • 作曲

    川原 光貴

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シンガーソングライター”川原光貴”の通算12枚目の作品となるフルアルバム『KAWAHARA PILE FABRIC』は、かつて実家が営んでいた”川原パイル織物”から名付けられた。織物工場で育った幼少期の記憶を背景に書き下ろした「たんもん」「相合傘」、故郷は和歌山県の移りゆく情景を唄う「梅ノ木坂」、ボーナストラックには短編映画『愛もかわらず』主題歌「愛もかわらず」が収録されるなど、バラエティに富んだ計11曲のオリジナル楽曲が詰まっている。

アーティスト情報

  • 川原 光貴

    13歳から作曲・路上ライブを始める。 22歳でプロを目指し上京。6年間音楽家に師事し音楽の基礎を学ぶ。 2016年からソロ活動スタート。島村楽器主催アコパラ東京大会審査員特別賞受賞、天窓アワード男性ボーカル部門賞受賞、TikTok福山雅治 歌うま選手権にて準優勝を飾るなど実績を上げる。 また、幼少期から得意とする絵画の才能を活かし、グッズや店舗看板のデザイン、個展開催など画家としても活動中。 和歌山県出身。主な愛称は、Kohki。

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