Lyric

あたしを愛せなくなったの 愛されるあたしが好きだから

中途半端な人生をここまで歩いてきたけれど

一体意味はなんだ 夢を語ることも出来なくなってた

あたしを愛せなくなったの 愛されるあたしが好きだから

期待に応えなくっちゃ 誰かの理想像に囚われていたの

大人になって現実知って夢もくだらなく思えた

自由になりたいと願ってたのに自由に少し怯えていた

さよなら

あの日の少女は美しい目をしていた

なのに今じゃただの人間だよ

最低限の努力でいいや

幼い頃には才能だって信じて

馬鹿みたいだね でもその方が幸せだったんだ

たった一度の人生と言われてしまえばそうだけど

漠然とした希望に縋れるほど夢中にはなれなくてさ

不自由もなく生きてるし誰に迷惑もかけてないけど

いい子に見えてるのってただ何も頑張れてないだけだから

愛されたくて褒められたくて捨ててしまった抜け殻は

ありのままの自分じゃ誰にも分かってもらえない気がしてた

さよなら

あの日の少女は変わらないもの見ていた

だっていつか届くと思ってた

がむしゃらに手を伸ばしてた

確かに愛も受け取ってきたけど

あの日のようにあたしの事も愛せたらいいな

段々普通が分かってきたし

平均点を取らなくちゃ

笑われることが怖くなって

自信と呼べるものは無くなって

ないものねだり人間は

だけど安牌ばかり選んでた

やりたいことも分からない 幸せの答えを教えて

さよなら

あの日の少女は美しい目をしていた

なのに今じゃただの人間だよ

最低限の努力でいいや

幼い頃には才能だって信じて

馬鹿みたいだね 嘘みたいだね

あたしを愛せなくなったの 好きな事も忘れてしまったの

だからせめてあなたには愛されるように

あたしを愛せなくなったの