Indigo Blue Garden (feat. Ci flower)のジャケット写真

歌詞

Indigo Blue Garden (feat. Ci flower)

AzureHead

靴を脱いで

水面に揺れる白い影、反転

しがみついても

体の一部にはなれなくて、漣

自己満足と自己否定を

宛もなく体に乱反射して

歪んでた迷路に

靛色に導かれて

不完全な月明かり

感傷的な君を切り刻んで

冷たい輪郭をただなぞるだけ

愛の一滴を味わえても

空っぽの心は埋められないの

君に等しい優しさを

与える方法を教えてくれよ

完璧を装っても

見抜かれてしまう時に零れ落ちる

乾いたエゴに注ぐ

生きる意味を

独善的に跳ね返っている音色

ぶちまけないほど無能

醜い細胞 かさぶたになっても

負担でエゴイズムを偽装

シャボン玉のようなプライドを現状維持

おままごとはせっかち

哀れな残月の自己憐憫

自惚れる飛ぶ鳥は

ネモフィラに雲間を触れさせて

君に分かってほしい

僕を纏う世の全て

「君のせいじゃない」って

隙だらけの噓に疲れ果てて

滅びゆく夢から醒めたくないだけ

愛の一言を口ずさんでも

本当の意味がわかりやしないよ

君以外の誰かに僕を

救ってくれないことを祈っているよ

抱き合ったまま飲み込まれても

指先でなぞった最後の跡

一つにはなれない

心臓の形を

  • 作詞

    AzureHead

  • 作曲

    AzureHead

  • プロデューサー

    AzureHead

  • ミキシングエンジニア

    AzureHead

  • ボーカル

    Ci flower

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    Indigo Blue Garden (feat. Ci flower)

    AzureHead

「滅びゆく夢から醒めたくないだけ」

三作目です。よろしくお願いします。
Project Azure Delusionの三作目でもあります。
今回は、画家「靛 (Ai)」が、湖に映った少女「愛(Ai)」に恋をする物語です。
「愛」と「エゴ」、「ナルシシズム」についての物語でもあります。

Project Azure Delusionについて
実在する心理障害と幻想活動Maladaptive daydreaming(不適応空想)に基づき、幻想世界へ落ちる少年少女の物語を描く音楽企画。

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