歌詞

帰り道いつも誰かと笑って

その影ばっか気にしてるの知ってる？

急に消える既読に振り回されて

その場しのぎの優しさもう飽きた

で、あの子の投稿チェックしてるくせに

「友達だよ」なんて曖昧で逃げるし

朝も夜も結局わたしひとりで

待ってるって思ってたつもり？

(ねぇ聞こえてる？)

いやだね、あの子にだけ声が弾むの

まじそれ、都合よく距離近づけないで

やだもう、その甘さじゃ何も戻らない

ないない、戻る気なんてわたしにはないよ

いらない、泣き顔で寄るのもずるいし

だめだよ、思い出づくりに混ぜないで

やめとけ、落ちた恋コートみたいに磨くとか

もうむり、未練の影に連れてかないで

深夜すぎの通知が鳴って

「わたしかな？」なんて思わない

都合よすぎでしょ

残念クーポンの宣伝でしょ

はぁ？

気まぐれで送るその温度差が

こいがたきの影ばっかちらつかせて

これってあれね、噂に聞くやつ

“都合のいい子”ってやつじゃん

(もう終わりね)

うるさいね、その場しのぎの甘さ全部

ほんとね、気まぐれで触れないでほしい

やめてよ、わたしを試すみたいな目線

もういい、期待なんてもう残ってない

しらない、泣きつかれても戻らない

だめだね、綺麗ごとじゃ縫えないよ

ほっとけ、燃えた恋を並べ直しても

終わったの、未来のページに君はいない

そんなに寂しいならさ

誰かのせいにしないでくれるといい

あぁあ悪いけど

泣かせるつもりなんてなかったのに

ほら、ハンカチくらいは貸すけど

その代わりに全部終わりにして

ねぇ……最後に言うけどさ

いやだね、あの子が出ると態度変わるの

まじそれ、優しさで帳消しにしようとしないで

やだもう、わたし予備じゃないんだし

ないない、戻る席なんてもう無いのよ

いらない、未練の声で揺らすのやめて

だめだよ、わたしの心勝手に呼ばないで

やめとけ、散った恋を並べ直すとか

もうむり、わたしは前に進むだけ