歌詞

見ないふりして

見えちゃうのがわたしだし

知らない顔して

知ってるのもわかってるし

何がどうでも

あなたの声だけ開くし

別に好きじゃない

いや好きなのは気づいてるし

胸のすみに刺さって

取れないくせに

尖った気持ちだけ

なぜかあなたにだけ動くの

好きじゃない 好きじゃない

好きじゃないって言えば言うほど

好きなの丸見えで

わたしがわたしをだますだけ

ダメじゃない ダメじゃない

ダメじゃないって強がるたび

あなたの名前だけ

心の真ん中しめるのよ

心配するふり

するわたし ほんといや

親友の幸せ

よかったねって言えるけど

その幸せの

となりがあなたなのずるくない？

わたしの夜だけ

片思いのまま続くのよ

届かないから

余計近づきたいのに

でも近づけば

親友の笑顔がゆらぐ

好きじゃない 好きじゃない

好きじゃないって冷たいふりで

好きなのわかってる

わたしが誰よりわかってる

ダメじゃない ダメじゃない

ダメじゃないってくり返して

ダメなのわかっても

気持ちが進めば戻れない

あなたを奪う気は

ないって何度も言ったのに

心のずるさだけ

わたしが一番知ってる

親友の顔を思い出すと

わたしは何も言えないまま

ひとりでついたため息が

答えを知っていた

好きじゃない 好きじゃない

好きじゃないって笑ってみても

好きなの隠れない

目の中のあなたが動くの

ダメじゃない ダメじゃない

ダメじゃないってくり返した

このクセみたいな恋

やめられなくて困ってる

言えないままの片思いが

わたしの夜を増やしていく

親友にもあなたにも

誰にもバレないように

胸のどこかでまだ

あなたの笑顔を探してる