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90年代のジャパニーズ・インディーロックが持っていたヒリヒリとした焦燥感と、ポストパンク・リバイバルのダイナミクスを受け継いだ、美しくも衝動的なオルタナティヴ・ロックです。
115〜125BPMの切迫したビートに乗せ、アナログテープのヒスノイズとジャングリーなアルペジオが響く夢想的なAメロから、サビで一気にディストーション・ギターが爆発する「静と動」のコントラストが圧倒的。ブリッジ部分ではマスロック的な7/8拍子の変拍子を取り入れ、言葉になる前の混沌とした感情を見事に音像化しています。
テーマは「午前3時の文法」。主語を失い、「I am(私は…)」で途切れてしまう深夜の思考のループを描きます。言葉の隙間に生きる感情や、音になる前の叫びといった「言葉に翻訳すると嘘になってしまう」ような生々しい感情を、それでも「声に出すからこそ自分が存在する」と力強く肯定します。
メロディアスなベースラインと、脆さと凶暴性を併せ持つボーカルが胸を刺す、眠れない夜のためのカタルシス満載のロックアンセムです。
Negi0723は、感情の揺らぎと都市の空気感を繊細にすくい取るミュージシャン。 エレクトロニックとポップ、オルタナティブの要素を横断しながら、 きらめきとノスタルジー、衝動と内省が共存するサウンドを描き出す。 印象的なメロディと映像的なリリックが特徴で、 一瞬の感情や夜の断片を切り取るような楽曲世界は、 リスナーそれぞれの記憶や物語と静かに共鳴していく。 ジャンルに縛られず、感覚を信じて音を紡ぐ。 Negi0723の音楽は、日常と非日常の境界線をやさしく溶かしていく。