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まぶしすぎる「青空」や「完璧な美しさ」に対して息苦しさを感じてしまう、マイノリティな感情に優しく寄り添うメロディック・オルタナティヴ・ロックです。
98〜110BPMの推進力のあるミッドテンポに乗せ、ジャングリーなリバーブギターがノスタルジックに響き渡ります。Aメロでは、孤独で壊れやすいボーカルが「周囲の笑顔が重い」「曇りの日しか息ができない」という内省的な感情を吐露。そこから一転して、サビではフィードバック・ノイズを伴うディストーションギターの分厚い壁(ウォール・オブ・サウンド)が爆発し、圧倒的なカタルシスを生み出すダイナミクスが秀逸です。
テーマは「不完全さの肯定」。完璧に晴れ渡った世界で自分の居場所を見つけられず、プライベートな雨の中に立ち尽くす主人公が、「壊れているからこそリアル」「不完全なまま愛していい」という答えに辿り着くまでの心の動きを描きます。
ラストコーラスでの「あなたが嫌う青空の下で、私たちは確かに生きていた」という力強い叫びと、アウトロで響き続けるフィードバック・ノイズの余韻が、聴く者の胸に切なくも温かい余韻を残すインディー・ロックの佳作です。
Negi0723は、感情の揺らぎと都市の空気感を繊細にすくい取るミュージシャン。 エレクトロニックとポップ、オルタナティブの要素を横断しながら、 きらめきとノスタルジー、衝動と内省が共存するサウンドを描き出す。 印象的なメロディと映像的なリリックが特徴で、 一瞬の感情や夜の断片を切り取るような楽曲世界は、 リスナーそれぞれの記憶や物語と静かに共鳴していく。 ジャンルに縛られず、感覚を信じて音を紡ぐ。 Negi0723の音楽は、日常と非日常の境界線をやさしく溶かしていく。