Lyric

帰り道の公園 ブランコに並んで座る

西日に伸びる二つの影を ぼんやり眺めていた

「夢の続きは、どうするの？」なんて 君が不意に言うから

上手い言葉を探したけど 見つからなくて空を見た

特別な日じゃないけれど

こんな時間がきっと、宝物になる

胸に灯った 小さな決意

風に乗せて そっと呟いた

僕らが描く明日の風景は まだ色も形も知らないけど

隣で君が笑ってくれるなら それだけで強くなれる気がするんだ

大袈裟な約束はいらない ただ、この手を離さないで

見上げた空に 一番星が光る

うまくいかない日々の数も 正直、もう覚えていないな

だけど君がいつもみたいに 「まあ、そんな日もあるよ」って笑う

その一言だけで不思議と 絡まった心がほどけてく

一人で見るより二人で見る方が どんな夜空も綺麗だね

派手な奇跡じゃないけれど

こんな毎日こそが、奇跡だったんだ

込み上げてくる 「ありがとう」を

少し照れながら 伝えたくて

僕らが向かう明日の風景に もし嵐が来たとしても

隣で君が立ってくれるなら それだけで立ち向かえる気がするんだ

カッコいい台詞はいらない ただ、隣を歩いていて

見上げた空に 月の船が浮かぶ

遠回りしたっていい

道に迷ったっていい

君となら、どんな道のりも

きっと、素敵な旅になる

僕らが描く明日の風景は 輝く未来に繋がってる

隣で君が笑ってくれるから この一歩をまた踏み出せるんだ

大袈裟な約束はいらない ただ、この手を離さないで

僕らの空に 無数の星が光る