Lyric

テールランプの赤が闇夜を裂いて

どうして何故だか寂しくなってしまった

真っ暗な空間より

少し明るい方が

生きた心地に泣いてしまいそう

突然寂しいなんてさ

言い出して驚いたよね

そんなに何かが

あったわけじゃない

乗り込んだ車の

ステレオの音をあげて紛らわす

テールランプは闇夜を裂いて

夢を見てる街を走る

私はずっとここにいるんだって

君に知らせてよ

私ばかりが思ってて

虚しくなる無人の夜が

何も知らず深くなってゆく

ヘッドライトの灯りが

闇夜を裂いて

君の住むあの街まで一直線に伸びる

私はいつの間にか

こんなに思ってるんだ

せめて今夜は受け止めてね

今はまだ届かない

気持ちだけトランクに乗せ

後ろは見ないで寂しさのままに

驚いたような君の顔が文字でわかる

待ってるねなんて

優しいよね

海岸線は月の光で

姿を明らかにする

煌々としたランプの光に

孤独を覚える

何の約束もないまま

突然出てきたから

どんな言葉で始めようかな

テールランプの色が一際目立つ

深夜の街、いま

もうすぐ君に会えるんだ

いつものことなのに胸は高鳴っていく

今夜ばかりは甘えたフリしよう

テールランプは闇夜を裂いて

こんな時間に君を探す

BGMが終わる時にはもう

君に合えてるかな

ただ会いたいだけのために

こんなとこまで暗闇を

まっすぐ君まで走ってきた

ヘッドライトの灯りが君を照らして

色々考えても言葉が見つからなかった

ふっと笑う君の顔に釣られて笑ってしまった

我儘な思いと夜は更けてく