生ぬるすぎる東京の夏
梅雨はとっくに開けていたみたいだ
適当に頷く頭を支える
首の筋が少しだけ痛い
爽やかに笑う儚げな少女
なんてこのかた見たことないです
溶けだすアイスが指を伝った
べとべとになって気持ち悪いです
生活は今ここに
乾いた声で叫んでみても
変わらないよ
変わらないように
優しいような気がしていても
また元通りになってゆく
好きなやつらと酒を飲んでも
ふいに全てが虚しくなってゆく
別れ際で笑っていても
嘔吐くくらいの吐き気を飲み込む
そんな自分が何より不快で
水を買ったら路上にへたり込む
聞こえているのは蝉の声か
いややっぱり人の喚き声か
正常な僕の日々に
毎度おなじみな先入観が
変わらないよ
変わらない僕の
息の根を止めて楽にしてよ
あぁもう朝が来る
肌を寄せるほど寂しい日々も
慣れてゆくよ
慣れてゆく時を
待ち焦がれている
待ち焦がれているさ
何かをこのまま
待ち焦がれている
- Lyricist
syaraku
- Composer
syaraku
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syaraku 2nd EP
Artist Profile
syaraku
syaraku from Tokyo city.
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