Lyric

踏みしめた砂影遠く

光る水面は揺れて

潮風運ぶ思い出と

繋ぐ足跡の先

花紺青に染まりゆく

海辺を生ぬるい横風受け

二つの人影が伸びる

ずっと続いていけば

暗がりに差す光のように

温かな心が灯る日々

確かに水面が揺れる

輝きに満ちた

あなたの歩める先を

見守るように光ってる

物憂げな視線の先で

太陽が沈みゆく時

あなたはなにを思うのだろう

くすむ瞳の明かり

不安で崩れそうな

気持ちは三日月の舟に乗せ

夜空に漕ぎ出させよう

夜も怖くないから

暗闇に浮かぶ月の

光を乗せ水面は輝く

映し出された星屑

大丈夫だよって

右肩に声を掛けた

世界はあなたのもの

大丈夫だよって

どうか下を向かないで

水面は揺れ続く

あなたの歩める先は

光に満ちているんだから