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「Cross the Strait of Hormuz」は、戦火のただ中にあるホルムズ海峡を、一隻のタンカーが命がけで渡り切ろうとする極限の航海を描いた、シネマティックなビジュアル系ヘビーメタル作品だ。
北にバンダル・アッバース、南にムサンダム、そしてゲシュム島、ララク島、ホルムズ島、ヘンガーム島。実在の地理的イメージを織り込みながら、黒い海、砲火、煙、生還への祈りを濃密な物語として立ち上げていく。クラシカルで重厚な構成、ハイトーン男性ボーカル、泣きのギター、そしてシンフォニックな広がりが、単なるハードな楽曲にとどまらない圧倒的な映像感を生み出している。
この曲が描くのは、戦争そのものではなく、その狭間で前へ進まざるを得ない人間の覚悟だ。世界の緊張を背景にしながらも、視線は常に“生きて渡り切る”という意志へ向けられている。英語、ペルシャ語が交差する歌詞は、地域性を越えて、祈り、恐怖、使命、希望を多層的に響かせる。
壮絶な緊張感とドラマ性を宿しながら、同時に人間の弱さと強さを映し出す一曲。ヘビーメタル、ビジュアル系、シネマティック・ロックの魅力が凝縮された、重く、美しく、忘れがたい海峡通過の物語である。
ミャウミャウバンドは、猫の鳴き声と攻めたビートを武器にした“祓い系”バンドプロジェクト。 J-Popを軸に、ハイパーポップ/トラップ/DnB/グリッチを横断し、カオスなのに耳に残るフックでフロアとSNSを沸かせる。 節分や追儺など日本のモチーフを現代的に再構築し、“悪い気配を追い出して福を呼ぶ”サウンドを更新し続ける。