

言葉の 前に
息だけが 残る
今宵の帰り道 指先冷たく
既読のままの 青い点
言いかけたまま 飲み込んだ心
懐の底で 鳴らない
平気なふりが 上手くなって
余計に おぬしが 恋しくて
羽子板みたいに 打てたなら
この想いも 真っ直ぐ飛ぶのに
「好き」って一回 返したら
戻れぬこと 知っておる
笑って 隠して
今日も 空振り
長屋の灯りが 湿りに揺れて
小路の石畳 照らす夜
冗談で逃げる いつもの癖が
本当のところを 遠ざける
近いのに 触れない距離
それが 一番ずるい
羽子板みたいに 打てたなら
この想いも 真っ直ぐ飛ぶのに
「好き」って一回 返したら
戻れぬこと 知っておる
笑って 隠して
今日も 空振り
正月の空気 どこか甘くて
焚き木の匂いが 不意に混じる
おぬしの名前を 呼ぶだけで
胸の奥が 小さくなる
羽子板みたいに 打ち返す
強がりも 照れも まとめてさ
「好き」って一回 言えたなら
世界が少し 変わるかな
遅れて 気づいて
それでも 会いたい
言葉の 後に
おぬしが 残る
- 作詞者
Liminal Reverie, shintaro
- 作曲者
Liminal Reverie
- プロデューサー
shintaro
- 共同プロデューサー
Liminal Reverie
- プログラミング
Liminal Reverie

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- ⚫︎
HAGOITA
Liminal Reverie
「hagoitaは、言えなかった一言を胸に残したまま、
夜の帰り道を歩く時間を描いたLo-fi hiphopトラック。
ダスティでスウィングするboom-bapドラムに、
温かいサブベースとジャジーなエレピが静かに寄り添う。
琴や三味線は伝統的な響きではなく、
短く刻まれたサンプルとしてビートの隙間に現れる。
羽子板のように、
打ち返せたなら戻れなかったかもしれない想い。
笑ってごまかし、からぶりのまま夜に溶ける――
そんな後悔と余韻を抱えた一曲。
アーティスト情報
Liminal Reverie
**Liminal Reverie(リミナル・レヴェリー)**は、 「現実と夢のあいだ」をテーマにした インストゥルメンタル・プロジェクト。 昼と夜のあいだ。 賑わいのあと。 現実と夢が、まだ分かれきらない瞬間。 そこに残る気配、余韻、空気を音にする。 和と洋、対になる二つの軸を持ち、 和:江戸lofi 洋:Liminal Reverie それぞれ異なる世界観で楽曲を制作している。
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