ギルドのジャケット写真

歌詞

ギルド

はずれ。

あぁもし世界に偶然という事象

が無くなったのなら

僕らが出逢う日々は

嘘って事かな?

こんなに嫌気さしちゃう程の妄想

並べるのは

あの時のギルドに

まだすがってたいから

あぁもし世間じゃ俗に言う

大人に

僕らなれるなら

くだらない思い出は

消えて行くかな?

ほんじゃいい大人なんか

ならないでいい

吐き捨てて今日も

戦闘服に着られる

僕を笑ってくれ

悲哀に満ちた人生を

僕らもう覚悟したんだろう?

だがな友よ聞けよ君なしの

日々想像以上

ヨロシクネも

サヨウナラも

頭ん中まだ巡るよ

リセットは叶わない

そんな事もう分かってるんだ

無理難題?

もの煩い?

投げ捨ててただ逃げたいよ

落としたドアの鍵

このダンジョン潜り抜ければギルド?

あぁもし世界中に散らばる

僕らに意味があるのなら

迷った時に向かう

セーブポイントってやつかな?

ローラーリュージュの様に回る

この人生よ

だから友よ聞けよ僕は今

まだ戦ってるよ

ヨロシクネも

サヨウナラも

頭ん中まだ巡るの

リセットは空回り

そんな事もう分かってたんだ

無理難題?

解き明かせない

投げ捨ててただ逃げたいよ

失くしたドアの鍵

このダンジョン

あと何歩進めばギルド?

悲哀に満ちた人生に

僕ら何か見つけたんだろう?

だから友よ聞けよこの声に

ただ応答してよ

手にしたもの

別れた人

素晴らしい

腐ったこの世界よ

そこで僕ら

また出逢うんだ

ヨロシクネも

サヨウナラも

繰り返してただ進もう

リセットは叶わない

だからこそ

今が愛しいんだ

無理難題?

無問題

裏から見ればただのデコイ

迷いがドアの鍵

このダンジョン潜り抜ければギルド

ほら新たなミッション

さぁおいでよ 目指すは次のフィールド

  • 作詞者

    はずれ。

  • 作曲者

    はずれ。

  • プロデューサー

    湖畔の音工房

  • ミキシングエンジニア

    六印

  • マスタリングエンジニア

    六印

  • ピアノ

    湖畔の音工房

ギルドのジャケット写真

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    ギルド

    はずれ。

VTuber はずれ。による4作目のデジタルシングル「ギルド」。
RPGの世界観を借りながら、人生そのものを描いた楽曲です。

本作における「ギルド」とは、
かつて自分が「ここにいれば大丈夫だ」と思えていた場所や人の比喩。
学校、職場、仲間、環境――
人は成長や変化の中で、そうした居場所をいつか離れ、
新しいフィールドへと進まざるを得なくなります。

前に進むべきだと頭では分かっていても、
過去のギルドにすがりたくなる。
迷い、未練、立ち止まる気持ちと、それでも歩き続けてしまう現実。
「ギルド」は、そんな揺れ動く心情を否定せず、真正面から受け止める楽曲です。

サウンドはマーチ調のリズムを基調とし、
行進するように前へ進むビートが楽曲全体を貫きます。
その力強いリズムに対し、歌詞では迷いや不安、弱さを率直に描写。
前進する音楽と、立ち止まりかける感情との対比によって、
「止まりながらも進んでいく」という人生の感覚を鮮明に描き出しています。

はずれ。の繊細なボーカルは、
弱さや迷いを丁寧にすくい上げながらも、
サビでは確かな力強さと勇気を響かせます。
張り上げるのではなく、感情の輪郭をなぞるような歌唱によって、
聴き手自身の記憶や経験と静かに重なっていく表現が本作の大きな魅力です。

無理に前向きにならなくてもいい。
迷っても、振り返っても、それでも歩みは続いていく。
「ギルド」は、
環境の変化や居場所や人との別れに戸惑いながら進むすべての人へ向けた、
はずれ。なりの人生賛歌です。

アーティスト情報

  • はずれ。

    「お客様を天国に、社員は地獄に。」 魔界一の超ブラック企業『地獄商事』で働く、広報担当VTuber“はずれ。”。 就職活動に失敗し、たどり着いた先はまさかの地獄だった―― そんな過酷な環境で命じられたのは、「VTuberとして人間界に魔界を広めること」。 地獄の残業に追われながらも、作詞・作曲を手がけ、 架空と現実のあいだを揺れる物語と感情を、音楽と映像で描き出す。 日々の葛藤、報われなさ、そしてほんの少しの救いを歌に込めて。

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