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本作は、夢を追い続ける中で生まれる不安や葛藤、そして愛する人との距離感を、日常のワンシーンと共に描き出した一曲となっている。
「変わりたいのに変われない自分」「大切な人を失いたくないという本音」「時間だけが過ぎていく焦り」──
楽曲の中で綴られるリリックは決して誇張された成功談ではなく、6年間音楽を続けてきたリアルな現在地そのものだ。
英語と日本語を自然に行き来するフロウは、Xanny O’stinの持つバイリンガルな感性を象徴しており、
ベッドルーム、朝のコーヒー、急いで身支度をする時間、恋人との何気ない会話など、
生活に根差した描写がリスナーの感情に静かに入り込む。
タイトルでもある「Cold Heart」は、冷たさそのものを肯定する言葉ではない。
感情に溺れながらも立ち止まらず、**「昨日より少しでも幸せでいるために進み続ける」**という意思表明が、
淡々と、しかし確かな熱量をもって表現されている。
夢と現実の狭間で揺れるすべての人へ向けた、等身大のヒップホップ・ストーリーだ。
“都会の静けさ”と“寂しさと情熱”。 Xanny O’stinは、その対照的な情景を英語と日本語で描き出すラッパーである。 優しさの奥にかすかな孤独を滲ませた彼のサウンドは、静かにリスナーの心へ寄り添い続けている。 神奈川県相模原市生まれ、東京都町田市育ち。 2019年に高校を中退、単身渡米しワシントン州の大学へ進学。 2020年よりXanny O’stinとして音楽活動を開始し、2021年にはロサンゼルスの大学へ編入。 2023年からは活動拠点を東京に戻し、国内外を視野に入れた作品発表を続けている。
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