spannkosmo-orchestra side-a WE SINGのジャケット写真

歌詞

白梟と娘

スパン子

Shirokanipe ranran pishkan pishkan

Konkanipe ranran pishkan pishkan

Kotankor kamui kamui ekashi

Isoitak orowa kanto orun oman

白い鳥が羽ひろげ 空を青く塗っていく

高く飛べ 深く入れ 私の夢の中で

カムイエカシはいいました

今日は天に還る日と

それで娘は泣きました

ホロホロ涙を流しました

娘の涙は糸となり

12のコンチを織りました

コンチがすべて擦り切れるころ

私はあなたを迎えにゆくよ

白い鳥が飛び立って  銀の雫 ふるふる

高く舞え 深く眠れ 私の腕の中で

娘はひとり待ちました

12の月日を待ちました

そしてとうとう 楠の木になって

海ノ口に立ちました

空いっぱいに手をひろげ 白い糸がほどけてゆく

花は咲き 鳥は歌い 私はここに立っているよ

白い鳥が舞い降りて 金の雫 ふるふる

刻と踊れ 永遠に歌え 私の海の中で

Pirika chikappo kamui

Kamui chikappo kamui

  • 作詞

    スパン子

  • 作曲

    スパン子

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スパン子のアルバム第3弾 spannkosmo-orchestra(オルケストラ)

季節の移り変わりに吹く風のように、気持ちよく心をかき混ぜてくれる「spannkosmo-orchestra」

side-a WE SING ,side-b infimite pianism の2枚組。スパン子の音楽活動の中で核となる「うた」と「ピアノ」がそれぞれのテーマとなっている。

1stアルバム「spannkosmo」では脳内宇宙を、2ndアルバム「spannkosmo-piano」ではピアノソロをテーマにアルバムを制作。今回は人間の原点【生きる】ということにフォーカスを当てた2枚組のアルバムである。

side-aは太陽。私たちは大昔から、喜びを、悲しみを、祈りを歌ってきた。そして歌うことでこの宇宙に生きる根源的な何かと繋がり、命の繋がりのひとつとしての自分を感じてきたのではないかと思う。どんな状況でも私たちは歌うことができる。今もほら、世界はうたっている!

WE SING
我らはうたう
我らはここに!

かつてスパン子が組んでいたボーカルユニットの相方、アマラ京子の声でside-aの扉が開く。続いて関西女性グループのColloid、長野コーラスグループのjoyful!、ホーメイ(倍音歌唱)の尾引浩志。さまざまな場所のさまざまな声たちが重なり、アルバムの始まりを歌い上げる。まさにWE SING。たくさんの歌声がスパン子の曲を鮮やかに彩り、スパン子の歌声も一層伸びやかに空に向かっていく、「うた」「土」「布」「生きること」が見えてくる華やかなside。

アーティスト情報

  • スパン子

    スパン子 東京都武蔵小金井出身、長野県大町市木崎湖畔在住。 ピアノ、アコーディオンの弾き語り。 イノトモやハンバートハンバートのサポート、カリフラワーズのキーボーディストなどを経て、オリジナル楽曲によるアコーディオンの弾き語りを始める。 熊坂義人 contrabass,HONZI violin ,spannko accordionのトリオ『福-fuku-』を結成。 2007年 ノルウェー アルフプロイセンフェスティバルに『福-fuku-』が招待され、演奏。ノルウェーでアルフ・プロイセンの曲を日本語で歌ったCD「逆さまの国」を発売。 2010年 1st album 『spannkosmo』をリリース。CD発売記念ライブでは、ホールの四方にスピーカーを立て、15人の演奏者が中央で円陣をを組んで演奏し、周りを観客が囲むライブをし、好評を博す。これをきっかけに、観る側と演る側の「側」を取り除き、人がそこに居るというライブSPANNKOSMOを各地で展開する。そのスペースワールドっぷりが話題になる。 ブルガリアのアーティスト山村倫とのコラボレーションを経て、SPANNKOSMO@ブルガリア公演をする。 2011年 東日本大震災をきっかけに、自分の住みたい場所に住み、自分のやりたいことをやると決め、2012年に長野県木崎湖畔に移住。田んぼをやり、畑をやり、幼少から弾いていたピアノに回帰する。 2013年、2014年に 熊坂出監督の映画『人狼ゲーム』『人狼ゲーム beast side』にピアノ曲を提供。 2015年夏にピアノのアルバムspannkosmo-pianoを発売。 「このアルバムを聴いて、聴いた人が自分の真ん中にふっと座れるようなものにしたい」というスパン子の想いに賛同した絵描きのnatunatunaが「誰にとっても特別な一枚になるように」と500枚手描きのジャケットを製作。各地で展示とセンセーショナルなライブを繰り広げる。 各地でライブをするうちにContrabass 熊坂義人、altsax輿石bucky智弘、drums ほうすけ3 、haruko trombone、PA idehof をベーシックメンバーとした、 バンドSPANNKOSMO誕生する。 2019年 絵描きのnatunatunaとのコラボレーションによる、楽譜&画集 「Simple-na-sora」を発売。 2021年夏 3rdアルバム「spannkosmo-orchestra」side-a WE SING / side-b infinite pianism の2枚組 発売。 大福-daifukuや、ARUAOTO ARUAKATOのaccordion,pianoを担当する。

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    スパン子の他のリリース

gorey records

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