Les La Musica 街はサファリパーク
猛獣みたいに吠える人たち
Les La Musica ドアの向こうへ
昆虫みたいに羽根を伸ばして
通行 自転車 渋滞 クラクション
信号 ターミナル 歩行者天国
オアシス はるかに 乾いた地に 白いドームが寝転ぶ
まるでここだけに存在した プラネタリウム
Les La Musica 夕暮れ通りを
キリンみたいに覗き込むクレーン
Les La Musica 家を飛び出し
水溜りの上 群がるフラミンゴ
平日 パーキング ピザの広告
ビルディング 喫茶店 カプチーノをひとつ
駅前 ラッシュアワー 歓楽街に見向きもしないで 行進
そこにいるのは昨日の自分だったかも なんて
ガイドもなしに 迫る危険 飛び越え
離れてみんなで集まれ 自由に 気ままに どこまでも
ここは 行き止まりで まだ工事中
都市計画 開発途中
嘆きの詩人が 叫んでる
誰かについて行くのが当たり前 なんて ルールはもう 届かない
すべてが音楽 手を伸ばしたなら いつでも 冒険者
次はジープでも手に入れて 新開拓さ
- 作詞
ショック太郎
- 作曲
とんCHAN
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ストリーミング / ダウンロード
- 1
まぼろしタイムマシン
無果汁団
- 2
灼熱地獄
無果汁団
- 3
ミラクル・ポリッシュ
無果汁団
- ⚫︎
レ・ラ・ムジカ
無果汁団
- 5
ほろにが珈琲
無果汁団
- 6
電話でクリスマス
無果汁団
- 7
誰も聖者になれない
無果汁団
- 8
環状線から
無果汁団
- 9
孤独が燃えてる
無果汁団
- 10
ジャンヌ・エビュテルヌ
無果汁団
- 11
瓦礫のサンクチュアリ
無果汁団
アフターYMO世代を直撃するヴィンテージ・シンセを駆使したサウンド・メイキングに乗る無機質でやさしく柔らかい女性ボーカルの響き。70’sのモダン・ブリティッシュ・ポップ・テイスト溢れるメロディに乗るジャズやフュージョンを通過したテンション・コード。過去の様々なポップ・ミュージックのルーツに根ざしながらそれらを独特のシンセサイザーの音色の響きを軸に巧みに組み合わせた彼らのテクノロジー・ポップスは前作の「マドロム」より更に進化。今回のアルバムでは郊外に住みながら都会での生活を夢見る女性が時空を超えあらゆる異次元の世界へとタイムスリップする一種のコンセプトアルバムにもなっており、懐かしのアニメソングのテーマ曲を彷彿させるMid 80’sな歌謡曲調から、メロトロンを駆使したダークなプログレサウンド、更にはテクノやラップまで飛び出し、縦横無尽に様々なジャンルを横断しながら、それでいて全体的に爽やかで心地よい大人のポップス・アルバムに仕上がっている。ミックスには前作同様に80年代に多数の歌謡曲のシンセプログラマーとして活動した森達彦を迎え、マスタリングはmicrostarの佐藤清喜が担当。Buggles、Korgis、New Musikなど英国産のシンセサイザー・ポップ、あるいは鈴木さえ子、Shi-Shonen、ポータブル・ロック、初期ピチカート・ファイヴなど、かつての国産ニューウェイヴ・ポップが好きな人なら絶対にマスト・アイテムになること間違いなしの名盤。まさに2021年の最後を彩る日本のポップスの最重要作!
アーティスト情報
無果汁団
元blue marbleのソングライター・チーム、とんCHANとショック太郎が結成したテクノロジー・ポップス・ユニット。ボーカルにみさきを迎え、1stアルバム「マドロム」(2020)、2ndアルバム「うみねこゲイザー」(2021)を発表。そして新たにボーカルにひなふを迎え、3rdアルバム「ひなふトーン」(2023)を発表。他にも、声優の井上ほの花の1stアルバム「ファースト・フライト」(2016)の作詞作曲アレンジを全曲担当。更に太鼓の達人などのゲーム音楽や南波志帆や鈴木みのりなどの女性歌手への楽曲提供など担当した。
無果汁団の他のリリース
Mukaju Records