ほろにが珈琲 テーブルの片隅の
飲みかけ珈琲 うたたねで忘れてた
古い本の背表紙は色褪せたまま
ぼんやり 日曜
いつもこの時間になると眠くなる
仕事の電話だけはどうか 来ないように
キミの置き土産みたいなCDが
戸棚で眠ってる
Ah 冷めた恋
Ah 飲み込んで
Ah カフェインに
Ah 溺れてく
何もかもが 途中で終わったみたいな
つたない さよなら
恋愛小説 買ったけど 飛ばし読み
急に切なく香り立つ 恋模様
キミも同じくらい退屈してるの?
でも もう 会えない
ドリップ珈琲 持て余す休日を
穏やかな武器にしてそっと 話したい
ほろにが珈琲 あのメロディ 覚えてる?
いつか観た映画のように もう一度
- 作詞
ショック太郎
- 作曲
とんCHAN
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ストリーミング / ダウンロード
- 1
まぼろしタイムマシン
無果汁団
- 2
灼熱地獄
無果汁団
- 3
ミラクル・ポリッシュ
無果汁団
- 4
レ・ラ・ムジカ
無果汁団
- ⚫︎
ほろにが珈琲
無果汁団
- 6
電話でクリスマス
無果汁団
- 7
誰も聖者になれない
無果汁団
- 8
環状線から
無果汁団
- 9
孤独が燃えてる
無果汁団
- 10
ジャンヌ・エビュテルヌ
無果汁団
- 11
瓦礫のサンクチュアリ
無果汁団
アフターYMO世代を直撃するヴィンテージ・シンセを駆使したサウンド・メイキングに乗る無機質でやさしく柔らかい女性ボーカルの響き。70’sのモダン・ブリティッシュ・ポップ・テイスト溢れるメロディに乗るジャズやフュージョンを通過したテンション・コード。過去の様々なポップ・ミュージックのルーツに根ざしながらそれらを独特のシンセサイザーの音色の響きを軸に巧みに組み合わせた彼らのテクノロジー・ポップスは前作の「マドロム」より更に進化。今回のアルバムでは郊外に住みながら都会での生活を夢見る女性が時空を超えあらゆる異次元の世界へとタイムスリップする一種のコンセプトアルバムにもなっており、懐かしのアニメソングのテーマ曲を彷彿させるMid 80’sな歌謡曲調から、メロトロンを駆使したダークなプログレサウンド、更にはテクノやラップまで飛び出し、縦横無尽に様々なジャンルを横断しながら、それでいて全体的に爽やかで心地よい大人のポップス・アルバムに仕上がっている。ミックスには前作同様に80年代に多数の歌謡曲のシンセプログラマーとして活動した森達彦を迎え、マスタリングはmicrostarの佐藤清喜が担当。Buggles、Korgis、New Musikなど英国産のシンセサイザー・ポップ、あるいは鈴木さえ子、Shi-Shonen、ポータブル・ロック、初期ピチカート・ファイヴなど、かつての国産ニューウェイヴ・ポップが好きな人なら絶対にマスト・アイテムになること間違いなしの名盤。まさに2021年の最後を彩る日本のポップスの最重要作!
アーティスト情報
無果汁団
元blue marbleのソングライター・チーム、とんCHANとショック太郎が結成したテクノロジー・ポップス・ユニット。ボーカルにみさきを迎え、1stアルバム「マドロム」(2020)、2ndアルバム「うみねこゲイザー」(2021)を発表。そして新たにボーカルにひなふを迎え、3rdアルバム「ひなふトーン」(2023)を発表。他にも、声優の井上ほの花の1stアルバム「ファースト・フライト」(2016)の作詞作曲アレンジを全曲担当。更に太鼓の達人などのゲーム音楽や南波志帆や鈴木みのりなどの女性歌手への楽曲提供など担当した。
無果汁団の他のリリース
Mukaju Records