Lyric

飽きもせずに空回る ここは太陽系 その第三惑星の

夜がまた始まる これで一体全体 何回目？

君と僕と 誰かで

始めましょうか ワルツのダンシングショー

初めましてどうも 何て呼ぼうか 1.2.3人称

孤独な群衆 運ぶ最終 列車 は 発車の時刻

ヨロシク哀愁 時計の一周 を数えて じゃあねまた来週

あれでもない これでもない と引っ掻き回す脳内を

名前のない 感情に 名前を付ける為 All night long

私は私を辞めることなんて出来ないから

知らない誰かに憧れて

手のひらサイズ 世界の中 飛び込んで今日も ああ

知らない内に明日がやってくる

誰かが 吐いたセリフ 誰かが見ていた世界

誰しもが夢見る夢を 自分のものだと思っていた

「もう、どうでもいいや」だなんて

情けない嘘をつきました

自分をなじる言葉で 眦が滲む午前2時

指先で なぞる ひび割れた画面に

宛名のない言葉を 並べて音もなく叫んだ

愛でもなければ恋でもないけど

それでも誰かに近付きたいの、と

今日も嘯く 針のないハリネズミのジレンマ

貴方は貴方を辞める事なんて出来ないでしょう

見えない何かに邪魔されて

求め合う度に 傷が付く 物憂げな道理を

乗り越えてまた明日がやってくる

言の葉に込めた思いが 日々の波間に溢れるから

それぞれの空の下

傷を付け合ったり それを舐め合ったりするとしても

私たちは独りきりではとても切ないから

汚れた手でも掴むのでしょう

求め合う度に 傷が付く 物憂げな道理を

乗り越えて また明日がやって来る

臆病で尊大な針のないハリネズミのジレンマ