yoru_no_atama Front Cover

Lyric

yoru_no_atama

clam tram

草臥れた足取りで月まで行くのさ

息は止めといてね、死にたくはないでしょう?

君が裸足で跨いでいく様を見上げたら

引き攣る瞼から溢れそうな置き去りの気持ちが顔を出す

思い出だけ集めた部屋の中、動けないまま何かを待っている

そして月にたどり着く頃にはまるで別の人みたいだね

夜を終えて僕らは子供になる、それはまるで魔法のよう

いつか終わる時間の中でずっと無邪気に笑っていれる

意味のない言葉を束ねて新しい針に灯すよ

加速する暗闇の中でやっと僕らは目を見て話すの

理屈と鯉の無様なパレードは夕焼けを背にして

揺れるカーテン、その隙間から指を忍ばせる

何が正しいかなんてもう随分前から分からなくなっているのに

神様、もう悲しみを引き取らないで

今じゃもう美しい塵の中を漂う寄る辺無い気持ちさえ愛おしい

退屈と恋も終わりになって

その裾を掴んでも次第に消えてしまうの

夜を終える頃に答えるから今はただ離さないでね

いつか終わる時間の中で、すっと僕らは黙ってしまう

意味のない言葉も時間もかけがえのない僕らのもの

いずれ失くしてしまうとしたって忘れないでね

僕らの答えを

  • Lyricist

    Masahiro Ishikawa

  • Composer

    Masahiro Ishikawa

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    yoru_no_atama

    clam tram

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kat records

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