9月の鬱屈のジャケット写真

歌詞

9月の鬱屈

ルノ, Akihiro Kozaki

誰かの背に もたれかかって

救われたい 毎日ね

助けてと声を出す勇気もないけれど

はじまりの合図に浮かれていて

勘違いには気付かなかった?

天秤の上は 私以外じゃなくちゃ

魔法が溶けないように

傷ついた隙間から

あの日に触れた 幸せがこぼれ落ち

軽くなった足音に

夏が行くのを恐れ耳塞いでみる

行かないで 行かないで

ふわふわと 秋の風が手を掠めた

褪せた街に 色を添えた

儚い花は 雨に散る

夢から隠れて生きていくには

綺麗すぎて 悔しかった

置いて来れなかった 口約束

弱る鼓動を抱きしめている

本当のことは 知らないままでいて

思い出に ならないように

弾け飛ぶ花びらが

瞳の奥でずっと咲き続けて

消えてゆく傷跡を

同じ季節で笑い合う日が来ないなら

行かないで 行かないで

ふわふわと白い雪が頬に落ちる

この季節が無くなって

長い寒さに飲み込まれても

忘れられないのでしょう

終わりを告げる 甘い匂い

傷ついた隙間から

あの日に触れた 幸せが溢れおち

軽くなった足音が

空に鳴り響く 度に魔法が溶けてゆく

行かないで 行かないで

ふわふわと秋の風が手を掠めて

落ちた花が

背を撫でた

  • 作詞

    ルノ

  • 作曲

    ルノ

9月の鬱屈のジャケット写真

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9月の鬱屈

ルノ, Akihiro Kozaki

  • ⚫︎

    9月の鬱屈

    ルノ, Akihiro Kozaki

移ろう季節の中で、
ふと願うこと、叶わないこと。
揺らぐ心を包み込む澄んだルノの歌声、目に映る季節の綺麗さと儚さを思い起こさせるAkihiro Kozakiのギターアレンジ。短編小説を読み終わった後のような感覚に、浸れる楽曲。
明日に踏み出す、貴方の1歩に寄り添えますように。
シンガーソングライター"ルノ"のデビュー作。

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