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「めぐれ、セカイ」は、ひとりの女の子が春・夏・秋・冬をめぐりながら、世界を新しい視点で見つけ直していく物語を描いた楽曲です。
桜の下で名前も知らないものに囲まれていた春から、入道雲を追いかけた夏、実ることと落ちることを同時に知る秋、そして何も咲かない冬へ。季節が一巡するあいだに、「同じ景色が違って見える」という小さな変化こそが成長なのだと気づいていきます。
サウンドは、疾走感のあるエレキギターを軸にした高速エレクトロ・ポップ。そこにファミコン的な8bitチップチューン(矩形波リード/三角波ベース)をレイヤーし、きらめくピアノとレトロデジタルシンセが掛け合います。聴きどころは左右非対称のステレオ演出で、チップチューンのアルペジオが左右を行き来し、Aメロではギターが左、8bitシンセが右で応答。冬のブレイクでは音像が一度モノラルに畳まれ、ラストのサビでフルステレオに一気に開きます。
ポケットの中の一粒の種のように、見えないところで根を伸ばしていたものが、また春に芽吹く。何度でもやり直せる人へ贈る、5分間の四季の旅です。