物語はいつでも
訪れる結末に
頷けないまま
エンドロールへ
この世界のどこかで
まだ呼吸をしている
伽藍堂な僕を
救い出して
心臓の鼓動を聴いて
思い出してしまったんだ
僕たちはひとりだったこと
(救い出して)
フィクションの麻酔が効いて
僕ら笑い合っていた
あの瞬間は本当だったよな
いずれ
去っていく嵐を憂いて
僕らは何度も雨の中
藻搔いていたっけ
その姿はまるで
祈る様で
美しかった
何もかも手放して
心だけを残した
それでも僕だと言ってくれますか?
この世界のどこかに
まだあなたがいるなら
美しく踊るよ
忘れないでくれ
灯した光を
降り止みそうもない
雨に打たれ
涙が溢れて
しまう前に翳して
もう二度と
消えることはない
扉を前にして
立ち竦んでいる
僕らはもう
はじまりの副作用を知ってる
それでもどうして
ここへやってきたんだろう
今 扉を開く
物語はいつでも
訪れる結末に
頷けないまま
いずれ
去っていく嵐を憂いて
僕らは何度も雨の中
藻搔いていたっけ
その姿はまるで
祈る様で
美しかった
(心臓の鼓動を聴いて)
物語はいつでも
(思い出してしまったんだ)
訪れる結末に
(僕たちはひとりだったこと)
頷けないまま
エンドロールへ
(フィクションの麻酔が効いて)
この世界のどこかで
(僕ら笑い合っていた)
まだ呼吸をしている
(あの瞬間は本当だったよな)
伽藍堂な僕を
救い出して
- 作詞
渡井翔汰
- 作曲
渡井翔汰
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NEW DAWN
Varrentia
2021年6月に活動休止したHalo at 四畳半のフロントマン、渡井翔汰のソロプロジェクト"Varrentia"(読:バレンティア)の第1弾楽曲。「Life isn’t about waiting for the storm to pass, it’s about learning to dance in the rain.(人生は嵐が過ぎ去るのを待つことではなく、雨の中で踊って見せることだ。)」という格言にインスピレーションを受けて制作された。この時世に、人生単位での大きな節目を迎えることになった渡井が彼なりの言葉と音楽で紡ぎ出した新たな物語が詰め込まれている。
アーティスト情報
Varrentia
2021年6月に活動休止したロックバンドHalo at 四畳半のVo&Gt渡井翔汰によるソロプロジェクト"Varrentia"。アーティスト名の由来は物語を意味する"Narrative"のアナグラムとなっている。
Varrentiaの他のリリース
幻獣出版