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複数の低音楽器が重力のように沈み込み、逃げ場のない圧を生み出す。
ウッドベースの単音の反復、チューバの動かない質量、そしてファゴットがその上に影のように重なる。
この三層のベース構造が、曲全体を“倫理の底”へと引きずり込む。
ヴィブラフォンは氷柱のように冷たく、しかしどこか歪んだ自己愛の残響を刻む。
クラリネットとフルートは、攻撃的な揶揄のように鋭く、時に絡み、時にすれ違い、
そのギリギリの調和の隙間に、カホンのBeatが静かに落ちていく。
BPM 70が生み出す“逃げられない時間”の中で、
この曲は、他者を貶めるために法の境界を踏み越えていく誰かの思考の迷路を描く。
Acousticでありながら、空気は完全にDoom。
希望の光は差さず、ただ冷たい執念だけが残響として漂う。
これは、過激な自己愛が自壊へ向かう過程を、音そのものに封じ込めた作品である。
堀八百です マルチジャンルでインストとさとうささら楽曲をリリースしています