行方のジャケット写真

歌詞

三文字

Waku

三文字

最後まで言えなかったし

二文字に「だけど」がやっぱり

いつもくっついてばっかり

でも君の名前だって三文字

冬越えた先の三文字

だから積まれてた春樹

忘れられないよ三文字

芥子の花枯れた初冬の井の頭

お互いに読んでた同じ作家

2023年にピンボールはない

俺らを繋ぎ止めてた配線盤は

捨てられてしまった

深い海に誰かが沈めたんだ

だから運河じゃないね

どこにも行かないで

俺どこにも行けないでも

Where you wanna go?

君は出かけたっきり

呼び止めたいができない

三文字

最後まで言えなかったし

二文字に「だけど」がやっぱり

いつもくっついてばっかり

でも君の名前だって三文字

冬越えた先の三文字

だから積まれてた春樹

忘れられないよ三文字

抱きしめた朝狭いロフトの敷布団の上

話してくれたねいろんなこと

果たしてこれでよかったのかな

離して考えれない過去の思い出

二度あることは三度あるけれど

それも三度目の正直だと言い聞かせたり

でも言い聞かせてるだけで頭から離れない

三文字

まだ覚えてるよ三文字

君の名前なら三文字

いつか忘れてしまぬようにこの三文字

今車窓から見えてる田舎の景色

京王線にはない

有刺鉄線の向こう

山猫見つめる

  • 作詞者

    Waku

  • 作曲者

    Waku

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都会と田舎、黒と白、あの人とこの人、自己と他者、水と血。地続きの中で繰り返される二項対立の中で彼はどこへ向かうのか。ストーリーテリング仕様となって表現されるToTのリーダーWakuの最新作。

アーティスト情報

  • Waku

    物事を遠くから見つめるような歌詞と日常的、直接的な表現の組み合わせによって生み出される彼の哲学は現代社会に生きる多くの人を惹きつける。自身を「犠牲」や「媒体」とするその姿勢には他者に対して委託をする意思と自己が等身大であることを強調していることが垣間見える。クリエイティブ集団ToTを牽引するWakuは何を見つめ、何を為すのか。

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ToT

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