釣りを通して海に問いかける
曲を通してあなたに問いかける
鯨みたいに届けるためではなくこれは
望んだ孤独の中で発しているサイン
まあ君にも届いたらいい
釣竿は海と俺を繋げる
海は全てにも無にもなり得るから怖い
俺はつれないやつでしょうがない
何かに託す以外はないけど1人になる未来もない
挟まれてる
墓場の前に立つ人が誰なのかを考えているんだ
今にも壊れそうだバランスが
ただ欲しかっただけなのにな
何もできないけれど
「何もしちゃいけない」と周りが止めてくるんだ
でもそれは実はあなたの言う通りにしているだけ
周りの意見に耳傾けずその度のめり込んでく
今思えばそれは
自分のしていることに罪悪感を感じていたからなのか?
ただあなたを知りきれなかっただけなのかもしれない
なあメルロ=ポンティ
俺に鳥の視点はないし地平線にもなれないんだろ
だからただ適任じゃなかっただけ
その分カッコつけさせて
マネークリップで会計
釣りは君にあげるから
ごめんね、ありがとうが言えるようになったけど
ごめんねが増えたら意味ないって知ったんだ
水辺で踏んだ地団駄
終わったことの意味を考えても仕方ない
虚偽も拒否ももういいよ
人混みでお前を探したくないから来てんだよ港
遠いとこ
ああもう崩壊しそうだゲシュタルト
目の奥が暗い今いるとこ狭い
何も釣り合わない理性が追いつかない
せめてお前の幸せぐらい
- 作詞
Waku
- 作曲
Ma Kid
Waku の“釣り”を
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ストリーミング / ダウンロード
- 1
BLIND
Waku
- 2
BARRIER TOWN SOUTH
Waku
- 3
BLACK OUT
Waku
- 4
WHITE CUBE
Waku
- 5
三文字
Waku
- 6
二文字
Waku
- 7
自由に (2024 Remastered)
Waku
E - 8
自由だけど
Waku
- 9
コモン (interlude)
Waku
- 10
さざ波の記憶
Waku
- ⚫︎
釣り
Waku
E - 12
テトラポット
Waku
- 13
港
Waku
- 14
血は巡る
Waku
都会と田舎、黒と白、あの人とこの人、自己と他者、水と血。地続きの中で繰り返される二項対立の中で彼はどこへ向かうのか。ストーリーテリング仕様となって表現されるToTのリーダーWakuの最新作。
アーティスト情報
Waku
物事を遠くから見つめるような歌詞と日常的、直接的な表現の組み合わせによって生み出される彼の哲学は現代社会に生きる多くの人を惹きつける。自身を「犠牲」や「媒体」とするその姿勢には他者に対して委託をする意思と自己が等身大であることを強調していることが垣間見える。クリエイティブ集団ToTを牽引するWakuは何を見つめ、何を為すのか。
Wakuの他のリリース
ToT