Pushed the Wrong Wayのジャケット写真

Pushed the Wrong Way

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トラックリスト

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「平らな道で派手に転び、オフィスの回転ドアを逆向きに押し、他人に向けられた手を自分のことだと思って振り返す――そんな日々の一挙手一投足の無様さをすべて笑い飛ばし、圧倒的な肯定感で突っ走る」という、飾らない人間の生々しさとドタバタな生命力を、制御不能寸前の爆音ポップ・パンク(Pop-punk)に叩き込んだ、BPM140(Eメジャー)の極めて爽快で不敵なアート・トラックです。楽曲を圧倒的な推進力(barely under control momentum)で牽引するのは、完璧なデジタルクォンタイズを放棄し、地を這うようにノンストップで暴れ回る「縦横無尽なランニング・ベース(electric bass that refuses to stop running)」。2・4拍目で強烈に炸裂するスネアのリムショット(snare rimshots sounding like jump landings)が、まるで人間がジャンプして着地した瞬間のような強烈な物理的インパクトを創出。そこへ、裏拍(アップビート)のグリッドを鋭く抉るように刻まれるギザギザしたエレキギターのカッティング(jagged electric guitar chords striking on every upbeat)が合流し、アナログテープ特有の心地よいサチュレーションと音圧(analog tape bus compression fader pressure)を纏って脳内へ直接殴り込んできます。

最大の特徴は、インディ・ロックにありがちな「斜に構えた皮肉(ironic detachment)」や、メタル的な重苦しい攻撃性を徹底的に排除した、どこまでも直球で無邪気なエネルギー。ボーカルはマイクからわずか5cmの至近距離で捉えられた、ピッチ補正(オートチューン)無しの男性リード。ヴァースでは、己のドタバタ劇に思わず素で吹き出してしまった「生の笑い声(laughing conversational verse)」をそのまま未編集で残し、聴き手との距離を急接近させます。しかしサビ(コーラス)に突入した瞬間、それまで狭かったステレオ幅が左右140%のパノラマ(Panoramic open bloom)へと劇的に全開放され、スタジオを埋め尽くす群衆の調律のズレた剥き出しの大合唱(ragged chant)へと雪崩れ込み、圧倒的なカタルシスを爆発させます。サビ前でキックの生音だけになる「4小節間の無警告構造崩壊(4-bar kick-only fader collapse)」や、2分20秒の瞬間にすべての爆音が1コマで消滅して、センター軸から1本のクリーンギターだけが美しい旋律を紡ぐハプニング的な展開など、予定調和を裏切るギミックが満載。最後はフェードアウトに逃げることなく、マイナス7 {LUFS}のマッシブな音圧のまま、言葉の途中でリミッターがゲートを閉じるように遮断され、1ミリの余韻も残さずスパッと完全な真空の静寂へと着地する、最高にハッピーで不敵な大傑作トラックです。

アーティスト情報

  • Negi0723

    Negi0723は、感情の揺らぎと都市の空気感を繊細にすくい取るミュージシャン。 エレクトロニックとポップ、オルタナティブの要素を横断しながら、 きらめきとノスタルジー、衝動と内省が共存するサウンドを描き出す。 印象的なメロディと映像的なリリックが特徴で、 一瞬の感情や夜の断片を切り取るような楽曲世界は、 リスナーそれぞれの記憶や物語と静かに共鳴していく。 ジャンルに縛られず、感覚を信じて音を紡ぐ。 Negi0723の音楽は、日常と非日常の境界線をやさしく溶かしていく。

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