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「Touch me slow」は、触れてはいけない理由を知りながら、
それでも近づいてしまう夜の温度を描いたTokyo Midnight Lineのラブソング。
深呼吸をして、何も起きないふりをする。
視線が合うまでの数秒で、もう勝負は決まっているのに。
触れないで、と願うほど距離は縮まり、
我慢は欲望に変わっていく。
急がない手つき。
答えを聞かない沈黙。
名前も未来も持ち出さない、そのずるさに、心は何度も負ける。
これは「一線を越える」歌ではない。
越えないと決めることで、逆に濃くなる関係の歌だ。
触れた瞬間に終わってしまうからこそ、
触れる直前の空気が、いちばん熱を持つ。
Tokyoの夜は、何も言わないことを許してくれる。
ビルの灯り、湾岸の風、静かに流れる時間。
その中で二人は、ただ“今”だけを壊さないように選び続ける。
触れなくても、もう十分に触れている。
それが分かっている大人同士の、スローバーン。
余熱だけを残して、夜に溶けていく一曲。
Tokyo Midnight Line は、2025年に始動した東京発の音楽プロジェクト。 夜の都市に流れる、言葉にならない感情をテーマに、 Urban R&B、Acid Jazz、City Pop を軸に楽曲を制作している。 終電後のホーム。 ネオンに濡れた帰り道。 誰かといるのに、どこか孤独な夜。 触れたい気持ちと、踏み込めない理性。 「大丈夫」と笑いながら、胸の奥で揺れている本音。 Tokyo Midnight Line は、 そんな“大人の曖昧さ”を否定せず、そのまま音楽にする。 ボーカル楽曲では、日本語と英語を自然に行き来しながら、 自立と甘えのあいだで揺れる心、 分かっているのに手放せない感情を描く。 インストゥルメンタル作品では、 言葉を使わずに、都市の深夜の空気や温度、 静かな余白を音で表現する。 2025年の始動以降、継続的に作品を発表。 ひとつの夜を、ひとつの角度から。 同じテーマを少しずつ違う光で照らしながら、 都市の深夜をアーカイブしている。 これは単なる作業用BGMではない。 深夜のドライブや、静かなバー、 ひとりで歩く帰り道に寄り添うための音楽。 Tokyo Midnight Line は、 静かで親密なラブソングと、 言葉のない夜のサウンドトラックを、 これからも東京の夜から発信し続けていく。