歌詞

しづが家のいぶせき蚊遣 (かやり)の煙むすぼゝ れて、あやしきかたちをなせり。

みえたみえた そのもやのなか

ふわりふわり 鼻腔くすぐり

開けた開けた どこかの入口

えんらえんら えらいこっちゃ(笑)

豊かな想像で不確かな創造

暗がり群がる畏れこぼれ

成る 鳴るこの身

ほらほら hold me

その腕ながるるただの白煙

パレイドリアシュミクララ

華麗な言語化どうもつまらん

足掻け感覚の中で嵌れ錯覚以上の流れ

お前は私に何を見る

チューニング合わせたらcall me

降臨

煙々羅

まことに羅(うすもの)の風にやぶれやすきがごとくなるすがたなれば、

侮るなかれ己を

捗れ謀れ欠けた部分を埋め込め混ぜこぜ

かれこれ長年紡いだ尊き概念

墓の奴隷になるなら面白おかしく

狂え集え

我らと共に

お前の中に住まう化け物と開けその扉

極めて高位的な行為

綻び生み出し混ざり

不可視を美味がり連なる憑依

表裏一体の

脳みそをローリング

言及への逃避

偏屈なお前を音と煙で揉みほぐす

堪えるなその衝動号哭 喘げ叫べ

名づけたらん

烟々羅