SonoMurmur

静かな夜の街を歩くとき、ふと耳に残る音。
誰かの声のようで、風のようで、胸の奥に届く“何か”を感じたことはありませんか？

「SonoMurmur（ソナ・マーマー）」は、そんな“音が導く記憶”をテーマにしたR&Bバラードです。都会の喧騒の中でも、音はちゃんと帰り道を知っている。たとえ離れた場所にいても、心がつながっていれば届く――そんな想いを込めて作りました。

クリーンなエレキギターのトーンが夜の星を描くように響き、女性ボーカル・ラムダの少しハスキーな声が、静かに、でも確かに感情を揺らします。ピアノを排し、ギターとリズムだけで空間を描いたサウンドは、どこか懐かしくも現代的で、聴くたびに異なる情景を浮かび上がらせるでしょう。

この曲は、夜遅くまでがんばる人、誰かを想っている人、言葉にならない気持ちを抱えているすべての人への小さなエールです。
「聴こえたなら、返してほしい。風鈴の音でいいから。」
そんな一節のように、音楽が人の想いを運ぶと信じて。