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チェリスト溝口肇のニューアルバム 「WORDLESS (ワードレス)」。 自身数年ぶりとなる全9曲書き下ろしと、名曲である「世界の車窓から2019年」バージョンを収録。 今の溝口自身と向き合って作り出した渾身のアルバム。 ピアニストは松本圭司。 今回も溝口が得意とするホール録音を、エンジニア・オノセイゲンを迎えてハイレゾ最高峰である DSD256にて白寿ホールにて収録。
タイトルである「WORDLESS」は、言葉に出来ない感情、思いを伝えるために音楽がある、という 意味。聴く人の脳裏に美しい風景が生まれ、言葉と愛が溢れ出し、心が動き出す、 という願いが込められている。美しいチェロとピアノが織りなす世界は、悲しくも希望に満ち、 聴く人の琴線を揺さぶる。それは小さな光がやがて周りを照らし始めるほどの、温かい気持ちに 包まれるだろう。
溝口肇 チェリスト・作曲家、プロデューサー。東京生まれ。 カラヤンをテレビで見て3歳からピアノを始める。パブロカザルスが国連議会場での「鳥の歌」演奏をテレビで観たこともきっかけとなり、11歳よりチェロを始める。 中学・高校時代はロックバンドを組みキーボードを担当。ディープパープル、ビートルズなど様々なジャンルの音楽に接する。これらポップス、クラシックと様々な音楽の経験が、後の溝口肇の音楽性の「核」となる。 東京芸術大学音楽学部器楽科チェロ専攻卒業。卒業後 スタジオミュージシャンとして6年ほど様々なレコーディングに携わる。 23歳の時に自身が起こした自動車事故によってムチウチ症となり、その苦しみから逃れるためシンセサイザーで「眠るための音楽」を作曲し始める。その後「眠るための音楽」は自分自身のソロ楽曲として書きためられ、1986年『ハーフインチデザート』(Halfinch Dessert)でソニーからデビュー。 以後、クラシック、ポップス、ロックなど幅広い ジャンルで演奏・制作活動を展開。作品には映画音楽やテレビ番組の音楽として用いられているものが多く、29年続いているテレビ番組「世界の車窓から」のテーマ曲はあまりにも有名。 また日本たばこピースライト、ギャラクシ−企業イメ−ジのCMにも出演し、多くの人々にその姿と音楽を印象づけることになった。テレビ、ラジオ等に数多く出演しており、スマートな語り口は好評で、FM番組のDJレギュラーも4番組経験が ある。テレビでは旅番組に数多く出演している。 溝口肇のベーシックは作曲とチェロ演奏だが、デビュー30年の経験は活動の幅や表現方法も音楽だけに留まらず、あらゆる分野での可能性をさらに模索している。 自身の音楽を「心の覚醒」と位置付け、自分自身はもちろん聴く人にとっての何かのきっかけでそして 彼の奏でるチェロの美しさ、そのホスピタリティあふれるサウンドは、ジャンルを越えて多くの人を魅了し続け、ミュージックシーンに独自のスタンスを確立している。 演奏、作曲活動以外でもGRACE MUSIC LABELを主催しており、CD制作、ハイレゾ音楽制作も行っている。最新鋭レコーディングにも精通しており、現時点でハイレゾ最高峰であるDSDでの制作、配信も精力的に行っている。 主なテーマ音楽、活動(2016年4月現在) 世界の車窓から(テレビ朝日) ジェットストリーム(TFM) ヨーロッパ空中散歩(BSフジ) デジタルラジオi-dioにて「Premium One」クラシック番組 出演担当中
GRACE MUSIC LABEL