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チェリスト、プロデューサー溝口肇が制作した還暦記念アルバム。
sinfoniaはギリシャ語の「一緒」「音」を語源に持つ言葉で、溝口自身の中での音楽に対する一つの集大成を意味するものになります。
溝口は2000年代にチェコ、ワルシャワのオーケストラとの仕事を数多くしてきましたが、60歳を区切りにオーケストラとの曲を新たに書き、
今ある音楽への想いを一度出してしまおうという思いから企画が始まりました。
全曲、オーケストラ・アンサンブル金沢と共演し、金沢音楽堂にて3日間のレコーディングを行なっております。
代表曲である「世界の車窓から」はオーケストラとのコンサートでは演奏経験がありますが、録音としては初めて収録しています。
ゲストミュージシャンにPiano:松本圭司、Drum:大阪昌彦、Flugel Horn:市原ひかり、が参加しており、JAZZテイストの楽曲に華を添えています。
アナログレコードはSONYデビューから35年ぶりのリリースとなります。
プロデューサー立川直樹よりコメント。
溝口肇の音楽は完全にジャンルも時空を超越している。
これは存在しない映画の見事なサウンドトラックである。
音楽と会話し、旅をしてきた溝口肇のひとつの到達点は神々さえ感じさせてくれる。
溝口肇 チェリスト・作曲家、プロデューサー。東京生まれ。 カラヤンをテレビで見て3歳からピアノを始める。パブロカザルスが国連議会場での「鳥の歌」演奏をテレビで観たこともきっかけとなり、11歳よりチェロを始める。 中学・高校時代はロックバンドを組みキーボードを担当。ディープパープル、ビートルズなど様々なジャンルの音楽に接する。これらポップス、クラシックと様々な音楽の経験が、後の溝口肇の音楽性の「核」となる。 東京芸術大学音楽学部器楽科チェロ専攻卒業。卒業後 スタジオミュージシャンとして6年ほど様々なレコーディングに携わる。 23歳の時に自身が起こした自動車事故によってムチウチ症となり、その苦しみから逃れるためシンセサイザーで「眠るための音楽」を作曲し始める。その後「眠るための音楽」は自分自身のソロ楽曲として書きためられ、1986年『ハーフインチデザート』(Halfinch Dessert)でソニーからデビュー。 以後、クラシック、ポップス、ロックなど幅広い ジャンルで演奏・制作活動を展開。作品には映画音楽やテレビ番組の音楽として用いられているものが多く、29年続いているテレビ番組「世界の車窓から」のテーマ曲はあまりにも有名。 また日本たばこピースライト、ギャラクシ−企業イメ−ジのCMにも出演し、多くの人々にその姿と音楽を印象づけることになった。テレビ、ラジオ等に数多く出演しており、スマートな語り口は好評で、FM番組のDJレギュラーも4番組経験が ある。テレビでは旅番組に数多く出演している。 溝口肇のベーシックは作曲とチェロ演奏だが、デビュー30年の経験は活動の幅や表現方法も音楽だけに留まらず、あらゆる分野での可能性をさらに模索している。 自身の音楽を「心の覚醒」と位置付け、自分自身はもちろん聴く人にとっての何かのきっかけでそして 彼の奏でるチェロの美しさ、そのホスピタリティあふれるサウンドは、ジャンルを越えて多くの人を魅了し続け、ミュージックシーンに独自のスタンスを確立している。 演奏、作曲活動以外でもGRACE MUSIC LABELを主催しており、CD制作、ハイレゾ音楽制作も行っている。最新鋭レコーディングにも精通しており、現時点でハイレゾ最高峰であるDSDでの制作、配信も精力的に行っている。 主なテーマ音楽、活動(2016年4月現在) 世界の車窓から(テレビ朝日) ジェットストリーム(TFM) ヨーロッパ空中散歩(BSフジ) デジタルラジオi-dioにて「Premium One」クラシック番組 出演担当中
GRACE MUSIC LABEL