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軽やかなステップで始まる、もうひとつの事件記録。
「CASE No.2: SWEET SWING」は、今宿探偵団が提示する
陽気でスリリングなスイング・セッションだ。
ホーンセクションはまるで言葉を持つかのように歌い、
問いかけ、応え、そして笑う。
トランペットの呼びかけに、サックスが応じ、
トロンボーンがその隙間を縫うように物語を繋いでいく。
シンプルでありながら中毒性のあるフレーズは、
繰り返されるたびに表情を変え、
聴く者を自然とグルーヴへと引き込む。
これは調査報告ではない。
都市の片隅で鳴り響く、“甘く弾む事件”の記録だ。
今宿探偵団。 都市のノイズと静寂、その境界線を追跡する音楽集団。 ビッグバンドジャズを基盤に、ロックの衝動、スカファンクの跳躍、 そしてモダンジャズの実験性を融合。 トランペット、サックス、トロンボーンから成るホーンセクションを主軸に、 リズム隊がそれを暴力的なグルーヴで支配する。 彼らの音楽は、単なるインストゥルメンタルではない。 断片化されたリフ、突発的な沈黙、崩壊寸前のアンサンブル それらはまるで“事件の断片”のように提示され、 やがて一瞬のユニゾンで、すべてが意味を持つ。 ライブでは、即興と構築が衝突し、 同じ楽曲であっても二度と同じ形にはならない。 今宿探偵団は音楽を演奏するのではない。 都市に潜む“電気的な違和感”を、音として記録する。
SNAP