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絵に対する想いを歌う爽快なロックナンバー『落書き帳』。中学生依頼絵筆を絶っていたが、30歳の誕生日前後より再び絵を描き始め、それに伴い頭に浮かんで来た詩であるという。
何故唐突に再び絵を描き始めるに至ったのかは、追々明かすとのことであるが、ひとまず曲に目を向けてみよう。
幼い頃の記憶・漫画を見せ合った友達等々、ごくごく個人的な内容の曲であるとも言えるが、誰しも幼い頃は何も考えず夢中で何かに取り組んだことがあるのではないだろうか。
テーマこそ絵であれ、根源的なところでは「創作の楽しさ」というのを歌っているのだと筆者は考える。
早いテンポの曲ではあるが、どこかに漂う静かな懐かしさに、秋の冷たさはさらに染みてくると感ずるのだ。
秋田県出身の音楽人。多数の楽器を自身で演奏しながら音源制作を行い、20年に1stアルバム『季節を透いて見る旧時』・21年に2nd『アトピーのうた』を発表。同年末のシングル『ハイロウズを聴かせて』はこれまでに無い好反応を得ている。 22年にはインスト和風アルバム『音筏』やシングル3曲を発表し、関心の趣くままに多種多様な音楽を創出。 23年よりライブ活動に力を入れ始め、秋田弁ブルースや地元民謡も唄うなど、自身の郷土を見つめ始めた。
哥処 墨林庵