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絵に対する想いを歌う爽快なロックナンバー『落書き帳』。中学生依頼絵筆を絶っていたが、30歳の誕生日前後より再び絵を描き始め、それに伴い頭に浮かんで来た詩であるという。
何故唐突に再び絵を描き始めるに至ったのかは、追々明かすとのことであるが、ひとまず曲に目を向けてみよう。
幼い頃の記憶・漫画を見せ合った友達等々、ごくごく個人的な内容の曲であるとも言えるが、誰しも幼い頃は何も考えず夢中で何かに取り組んだことがあるのではないだろうか。
テーマこそ絵であれ、根源的なところでは「創作の楽しさ」というのを歌っているのだと筆者は考える。
早いテンポの曲ではあるが、どこかに漂う静かな懐かしさに、秋の冷たさはさらに染みてくると感ずるのだ。

アーティスト情報

哥処 墨林庵