

夏の風の中に浮かぶ風景を
無我夢中で追いかけた
吐いて捨てるような あの日の後悔を
暗闇で数えた
想いは儚いものだと
何時しか心に刻んで
恋はかさぶたになって
君は憶病になった
彼女がかけた言葉で
傷はまた深くなって
それを腹いせに変えちゃって
また沈んだ
想いは実らぬものだと
何時しか心に刻んで
遠くの方でまた声がする
その恋は 間違いじゃ無かったと
後悔を抜けて 歩き出せ 獣道
迷うときは 気づいてよ
隣には いつも友がいるさ
ハリボテの 耳のその奥に
残るのは 彼女が奏でた
終焉だった
遠くの方でまた声がする
その恋は間違いじゃ無かったと
後悔をしても くだらない獣道
突き進んだらいいさ
遠くの方でまた声がする
その恋を超えて 生きていこうぜと
鎧をはずせ 歩き出せ
変わることに 恐れることなんてない
新しい道へ踏み出そうか
遠くの方でまた声がするよ
振り返れば友がいるなら
遠くの方でまた声がするよ
辛いときもそこにいるなら
- 作詞者
The Last Person
- 作曲者
The Last Person
- プロデューサー
The Last Person
- レコーディングエンジニア
The Last Person
- ミキシングエンジニア
The Last Person
- マスタリングエンジニア
The Last Person
- グラフィックデザイン
The Last Person
- ギター
The Last Person
- ベースギター
The Last Person
- ドラム
The Last Person
- キーボード
The Last Person
- シンセサイザー
The Last Person
- ボーカル
The Last Person
- バックグラウンドボーカル
The Last Person

The Last Person の“D.C.”を
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ストリーミング / ダウンロード
- 1
I Wasted 20s
The Last Person
- 2
時の音
The Last Person
- 3
知らねぇよ
The Last Person
- 4
I Hate Myself, but I Don't Want to Die
The Last Person
- 5
Foolish
The Last Person
- 6
僕らは似た者同士では無かった
The Last Person
- 7
Fragile Days
The Last Person
- ⚫︎
D.C.
The Last Person
- 9
Keep Shining
The Last Person
- 10
It's OK
The Last Person
- 11
Wasting Time
The Last Person
The Last Person――“最も期待されていない男”を名乗るこのソロアーティストは、言葉にならなかった10年分の葛藤をすべて詰め込んだ。
『Record of Inner Conflict』は、完全自主制作で2年以上かけて紡がれた、全11曲のセルフポートレート。録音、演奏、ミックス、マスタリング、アートワークまで、すべて一人で手がけられた本作には、妥協のない“個”の輪郭がむき出しのまま刻まれている。
音楽的にはOasisやASIAN KUNG-FU GENERATIONの系譜を辿りながら、時にシューゲイズやグランジの影も覗く。しかし、この作品の本質はジャンルではなく「逃げなかった記録」である。誰にも期待されなかったからこそ、自分自身と徹底的に向き合い、声にならなかった思いをギターと歌にして放つ。
開幕曲「I Wasted 20s」から最終曲「Wasting Time」まで、全編に通底するのは、自己否定とそれを越えようとする意思。怒り、喪失、再生、肯定。そのすべてを飲み込んで、“俺は俺を壊させない”と歌いきる。
誰かに寄り添うでもなく、押し付けるでもない。ただひとつの人生の痕跡として鳴り響く、本当の意味での“オルタナティブ・ロック”。このアルバムは、冴えない男が自分の足で立ち上がろうとした、その証である。
アーティスト情報
The Last Person
「最も~しそうにない男」を意味する名を持つ、東京を拠点としたDIYソロアーティスト、The Last Person。作詞・作曲、演奏からミックス、マスタリング、アートワークまで、制作の全工程を一人で手掛ける。10年以上にわたる葛藤を記録したデビュー作『Record of Inner Conflict』をリリースし、自身の新たな活動として、20歳の頃に書いたデモと再会。時を超えたかたちで、自身のテーマとなる楽曲『The Last Person's Theme』を完成させた。そのサウンドはオルタナティブロックを軸に、シューゲイザーの浮遊感やガレージロックの衝動といった要素を取り入れている。制作の全てを自身で管理しているからこそ、ストリーミング時代の音響を探求する実験的なリリースも可能にしている。
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