Lyric

愛想ない、大して偉くもない自分に

今更飽き飽きしてても意味なんてない

無い知恵絞って選び抜いた嘘さえ

ヘラヘラしてる間に見抜かれてサヨナラ

気まぐれに出した声は

自分で思うよりしゃがれてて

選ばれてく誰かのせいにして

棘の餌食になる自由

愛するってそういうことでしょ

痛みは増すばかりで消えない衝動

撒き散らした被害妄想と

えずくような甘いキスは嗚咽混じり

最低なんて言わないで

最小の傷で躱す少壮

採点はしなくていいわ

有り体に言って相手にだってされてない

順番通り並んだはずなのに

横入りするのが正義なら

まだ来ない輝く未来より

過去に縋るのもまた自由

愛するってそういうことでしょ

痛みは増すばかりで見えない鼓動

飽きた惚れたと何回も繰り返し

甘いだけのキスを求めてる

不完全な記憶にも嘘混ぜて

空っぽになっていく

情緒ばかりが肥えて

噛んだ指の痛みに何度も安堵する

愛するってそういうことなの？

推しては返すばかりの見栄と感情

理解なんてされなくても

ましてや抱きしめてキスしてなんて

見返りの延長線上で

置いてけぼりの自分と

遠くを見つめるあなたがくれた

溶けるような甘いキスは嗚咽混じり