もう幾度と流れた季節は
そっとまた髪を撫でる
ぼーっとしたひだまりの温もりに
少し冷えた風が目を覚ます
「さよなら」はそっけない言葉だから
「またいつか」言い換えた無責任さ
薄紅の風上を見上げれば
あの日と同じ柔らかな空
桜が咲いたいつだって
切ない想いが咲き誇る
戻らない全てを
強く淡く 踊らせて
きっといつか思い出す
淡く寂寞な春のこと
あと少し散らないでいて
青くてほろ苦い1ページは
きっとまだ時期尚早
大切な存在に気づくのは
いつだって少し遠い距離の中
きっとずっと先で
思い出す春の香り
色づいた貴方の
髪をサラリ吹き抜けた
この春が終わっても
幾度となく咲くだろう
“またいつか”
桜が咲いたいつだって
切ない想いが咲き誇る
戻らない全ては
きっといつも 薄紅色
きっといつか思い出す
淡く寂寞な春の日に
あと少し散らないでいて
- Lyricist
Riku HIROOKA
- Composer
Riku HIROOKA
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Sakazakura
Itadura
Artist Profile
Itadura
高校時代を共にした音楽仲間3人が、大人になって少し形を変えて再結成。 あの頃の僕らと今の僕らが合わさった新しい形「いたづら」 いたづらでアンニュイな世界を表現しています。
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