Lyric

栞に挟んだ新緑の葉

色の行き先が分からなくても。

都会で悩みを抱え、治して

離れた君はもう、映らなくとも。

故郷で馴染んだ風はいつか

淡く、空気になって薄れていく。

それでも約束、書いて、壊して

戻ることもちょっと、叶わないかな。

期待は気が重いよ

気分は既知でいいのさ

俯き、歩けば

枯れ葉が目について、

ああ、不安が。

何年負けても変わらないなんてさ

僕の意味はどこへ？

同時代、同世代、同級生とは違う。

僕は、失敗したの？

青春なんて無意味？

だから、だめか？だけど？

栞に挟んだ新緑の様

彼の行き先は変わらないかな？

都会で悩みを抱え、壊れて

忘れた君がそう、映している。

故郷で選んだ君のモットー

花開くか、損か？わからなくとも。

それでも約束、書いて、描いて

進むこともちょっと、選びたいから。

何年負けても、変わらないはずさ。

僕の意思はここなの。

同時代、同世代、写る定規だけが

君の視界じゃない。

時計を超えた青春

だから、もうね、決めよう。

期待は気が重くとも

やっぱり既知を超えていたくて

見上げると

4年前と同じ色はここに。

ページに刻んだ新緑の様

色の行き先を決めて、紅葉

都会で悩みを抱え、治して

変わる皆もそうさ、同じなんだよ。

故郷で馴染んだ風はずっと

背中押していた、変わらないなら、

君がここに来た理由はきっと

僕のそばにある理由だった。

それが、ココニキタリユウ