Lyric

人生も人間もずっと嫌いだった

平凡な人間を軽蔑していた

いつも暗い顔で過ごした

心情の漏洩を恐れていた

君はずっと笑顔でいた

僕は君を軽蔑していた

君は低俗な言葉を話した

僕は君を恐れていた

楽園で足踏みはしてられない

返す返すも残念だが

目眩めまいで吐きそう理想

朝は布に顔を埋めて

夜は月を掬って飲んだ

神気千切れて雲散霧消

痛くて

泣き出して

不細工な己を見て

それでも僕は僕の形を知らなかった

怖くて

逃げたって

そこには答えはなくて

君が僕の一部になることを認めたんだ

いつか赤く染まった心

いつか黒く染まった身体

まだ青い心でいたいよ

まだ白い身体でいたいよ

僕は夜道を走っていた

未来期待限界みたい

こぼれ出した息の匂いは

朝に燃える日を知らないな

一度上がれば熱は下がらない

不治の病僕の往生

なんて疫病万人のかたきか或いは

逃れられない運命だな

これは僕かそれとも誰だ？

我が物顔で人を去なして

迷って

目を塞いで

未熟な己を見て

それでも僕は僕の気持ちを知らなかった

歌って

逃げたって

そこには答えはなくて

僕は君を僕の一部にしたんだ

痛くて

泣き出して

不細工な己を見て

それでも僕は僕の形を知らなかった

怖くて

逃げたって

そこには答えはなくて

君が僕の一部になることを認めたんだ