Lyric

雨だ 濡れる

音に夢見てた

早退した

何故 分からない

でもなんかね

午後には全てをぶちまけよう

別に平気

友達なんていないから

詰められた蜜柑 はじける果実

鞄から橙に染まる

星の煌めきばかり追いかけて

独り潰れて

まだ見てて欲しいな

変わったばかりの僕の人生

星と瞬き せめてあと一秒

夜を泳ぎたい

ただ明けて往くなら

隣には居て欲しいって

でもな 世界には

哀達が あり過ぎるから

だから 世界にさ

この哀は 似合わないよな

雨だ 濡れる

音に夢見てた

早退した

何故 分からない

でも楽しい

いつだろう いつでも

笑えたのに

今はもうそれすら

笑える

星の煌めきばかり追いかけて

独り潰れて

今 投じられても

水面の月は歪むだけ

星と嘘吐き 辛くなっては

夜を泳いだ

たったこれだけなんだ

ずっとそばにいて欲しかった

でもな ただ前か

後ろかな 風が流れた

だから 歩きたい

気にしない 涙なんて

屋上でやり過ごしても

耳に残る笑い声

なんで 僕も混ざりたい

なんて死んでも嫌だ

星の煌めきばかり追いかけて

独り潰れて

空が笑顔ならば

いや また 泣かせてしまうな

星のその哀ばかり追いかけて

独り潰れて

そう つまり全ては

殺される 夢幻

星と星をこう 紡いで作る

偽物は綺麗

最も織り成された

きっと素敵だと思った

でもな 僕はほら

屑だから 歌うこの夜

ごめん 死ぬ前の証すら

捨てられない

でもな ほらまただ

いつものだ

死にたいって ねえ

<哀>