

鏡の前で ピアスを外す
あなたが好きな私がほどける
忘れたはずの足音に
振り向く癖だけ 消えてくれない
憎めるほどに 優しくなくて
忘れるほどに 冷たくなかった
もう一度 この夜に触れて
嘘でも名前を呼んで
別れを告げたその唇で
私を欲しいと言って
抱きしめて 朝が来るまで
何も約束しないで
あなたのいない明日なら
今だけは 見せないで
閉じたピアノに 指を滑らせ
二人の続きを ひとりでなぞる
返すつもりの合鍵を
握ればまだ 胸が痛む
あなたを待っているんじゃないと
誰もいない部屋で 声にした
さよならを言えた私が
どうしてドアを見つめている
戻ればまた傷つくことも
わかっているのに
もう一度 この夜を裂いて
隠した名前を叫ぶ
綺麗に終わった恋になんて
まだしてあげられない
抱きしめて 壊れるほどに
優しい思い出にしないで
あなたの腕をほどいた手が
今もあなたを探す
鏡の前で ピアスを戻す
会えないあなたのために
- 作詞者
tomo
- 作曲者
tomo
- プロデューサー
tomo
- レコーディングエンジニア
tomo
- ミキシングエンジニア
tomo
- マスタリングエンジニア
tomo
- グラフィックデザイン
tomo
- ギター
KNOX
- ベースギター
KNOX
- ドラム
KNOX
- キーボード
KNOX
- ボーカル
KNOX

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残夜のロンド
KNOX
別れを告げたのは自分のはずなのに、夜が来るたびにまた戻ってしまう。鏡の前でピアスを外す仕草から始まる「残夜のロンド」は、終わったはずの恋にすがりつく女性の独白。理性では「もう終わった」とわかっているのに、身体と記憶だけがまだ相手を求め続けている。抑えた囁きで綴られるVerseから、ピアノが揺らめくPre-Chorus、切なさをたたえたChorusへ。Bridgeで「さよならを言えた私が、なぜドアを見つめているのか」と自問を重ね、Final Chorusで一気に激情へと転じる。「この夜を裂いて」「叫ぶ」「壊れるほどに」、抑えていた本音が飛び出す瞬間。そしてOutroは再び鏡の前、ピアスを戻す仕草へと回帰していく。同じ場所へ何度でも舞い戻る、終わらない夜のロンド(輪舞曲)のような一曲。初期KNOXの妖しさとロックの激情が交差する、耽美的なゴシックロックナンバー。
アーティスト情報
KNOX
KNOX 正統派ハードロックを軸に、哀愁あるメロディとドラマチックな世界観を追求するロックプロジェクト。 激しいギターサウンド、力強いリズム、感情を込めたボーカルを中心に、愛、孤独、喪失、激情といったテーマを楽曲で表現している。 作詞・作曲・ボーカルをTOMOが担当し、音楽だけでなくMVや映像演出にもこだわりながら、物語性のある作品づくりを展開。 AI音楽制作やAI映像制作を取り入れつつ、ハードロックの熱量と映像美を融合させた、KNOX独自の世界観を発信している。
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