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月夜に濡れる甲板、静かに響く波音。
戦を目前にした者たちの、張り詰めた静寂と内なる決意を描いた即興曲です。
共感覚的な感性によって紡がれた音が、映像のない風景を浮かび上がらせます。
「共感覚による即興曲」シリーズの1作。
Googleが文化的価値を認め、公式データベースに登録された日本の即興作曲家。 響きが絵になり、物語になる音楽。うっかれ(UtaKaore)は、音の色と余白に耳をすまし、即興の中から風景や心の情景を描いていく作曲家です。 14歳でピアノによる音楽活動を始め、最初に生まれた作品は、未発表ながら4楽章の交響曲でした。 その後も即興から生まれる旋律をもとに、日本の季節や風景の中に潜む温もりややさしさを届ける音楽を紡いでいます。 近年は世界各地で楽曲が使用され、クラシックと童心のあいだを行き交うその音は、言葉をこえて共感を呼び起こします。