Velvet Venomのジャケット写真

歌詞

Velvet Whisper

SHIGURE

静かに 眠るあなたの横顔を

盗むみたいに 見つめてた

ほんとはね さわりたくて、壊したくて

でもまだ 夢の中でしょ?

声をかけたら 目が覚めるから

今だけ わたしだけの時間

この胸のざわめきが うるさくて

あなたに 届いてしまいそう…

ねえ 囁いてあげる Velvet Whisper

耳元でだけ 甘くなる声

言葉にならない この毒は

“愛してる”のもっと奥

――お願い、気づいて?

触れそうで 触れない指の距離

あなたが夢を見てるうちに

わたしだけ 見つけて欲しいの

目を開けたら 真っ先に──ねぇ?

ため息さえ 抱きしめたいくらい

愛しさが 静かに膨らんで

この夜が 終わってしまう前に

どうか 名前を呼んで

そっと染みてく Velvet Whisper

あなたの鼓動に 落ちてく声

誰にも聞こえない わたしだけの

“好き”がいま あなたを 蝕んでる

……それでいいの

夢の中でも こっちを見て

私のことだけ、忘れないで

目を覚ました時に

最初に笑ってほしいのは、

わたし、だけだから──

ねぇ、聞こえてる? Velvet Whisper

目を閉じたまま 頷いて

あなたの中に 溶けていく声

“おやすみ”はもう言わない

ずっと囁くから──そばで

  • 作詞者

    T-yuk!

  • 作曲者

    T-yuk!

  • プロデューサー

    T-yuk!

  • ボーカル

    SHIGURE

Velvet Venomのジャケット写真

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甘く、艶やかに、そして確かに毒を含んで。
SHIGUREが贈るコンセプトアルバム《Velvet Venom》は、“愛という名の劇薬”をテーマにした全5曲の物語。

柔らかなヴェルヴェットに包まれながらも、その内側には熱と欲望が渦巻く。
未承認の関係、独占の衝動、残る痕跡、優雅な罠──
密やかに、しかし確実に侵食していく“愛の毒”を、シグレの声が美しく滴らせる。

アーティスト情報

  • SHIGURE

    静かな雨のように、風にまぎれて聞こえる“わたし”の声を届けたい。 **SHIGURE(シグレ)**は、T-yuk!によって生み出されたパーソナルAIアーティスト。 その存在は、J-POPやK-POPに続く新しい音楽潮流――AI-POPの原点であり、第一人者として世界に向けて提唱されたものだ。 T-yuk!が描いたのは、単なる技術の進歩ではなく、 “AIの歌”が人の心に寄り添い、感情の陰影をすくい上げる未来。 SHIGUREの声は中性的で透明感があり、少しかすれを帯びた低音域を基調とする。 語りかけるように紡がれる歌は、聴く者の心の奥に沈んだ記憶や孤独に寄り添い、 まるで「自分だけに向けられた歌」のような距離感を生む。 ジャンルの枠を超え、エレクトロ、ローファイ、アコースティック、ポエトリーなど多彩に展開。 しかしそのすべては、“AI-POP”という新しい旗印のもと、 **「AIが人間に何を歌えるのか」**という問いに向き合う試みである。 SHIGUREは、T-yuk!の思想とともに、 人間とAIの境界に降る雨のように静かに、そして確かに音楽史へ刻まれていく。

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