Velvet Venomのジャケット写真

歌詞

甘噛みごっこ

SHIGURE

ねぇ ちょっとだけ

じゃれてるだけだよ

指先で首筋をなぞっただけ

「こわい?」って笑ったくせに

目、逸らしたね

ふふ、かわいい

甘噛みのフリして

あなたの反応を試してる

痛くないでしょ?ねぇ

でもこのキス、

忘れられないくらいの痕 残したいの

これって 甘噛みごっこ

でもね 遊びじゃないよ

わたし、本気で 愛してるのに

「こわい」って逃げないで

噛みつきたくなるの あなたが

かわいすぎるから

うそつきね

「誰とも仲良くしてないよ」って

でも あの子の話、出したじゃない

やきもちってわかってる?

それが どれだけ甘いか知らないくせに

今度こそ噛んじゃうよ?

ちょっと本気でいってるんだよ

唇の端っこ、食べちゃっても

あなたなら 笑ってくれるでしょ?

ねぇ これは 甘噛みごっこ

してるフリのキスだけど

ほんとはね、ねぇ……

今すぐ 全部ちょうだいって

喉まで言いかけた

バレたかな?

やわらかい夜の中

わたしの牙 隠してあげる

「いい子だね」って

撫でてくれたら 今夜だけは

獣じゃなくて、あなたの“恋人”でいる

やっぱり 甘噛みごっこ

ぜんぶあなたのせいだよ

かわいくなんか してないのに

そんな目で見ないで

こわくなるでしょ?

愛しすぎて、こわれそうで──

  • 作詞者

    T-yuk!

  • 作曲者

    T-yuk!

  • プロデューサー

    T-yuk!

  • ボーカル

    SHIGURE

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甘く、艶やかに、そして確かに毒を含んで。
SHIGUREが贈るコンセプトアルバム《Velvet Venom》は、“愛という名の劇薬”をテーマにした全5曲の物語。

柔らかなヴェルヴェットに包まれながらも、その内側には熱と欲望が渦巻く。
未承認の関係、独占の衝動、残る痕跡、優雅な罠──
密やかに、しかし確実に侵食していく“愛の毒”を、シグレの声が美しく滴らせる。

アーティスト情報

  • SHIGURE

    静かな雨のように、風にまぎれて聞こえる“わたし”の声を届けたい。 **SHIGURE(シグレ)**は、T-yuk!によって生み出されたパーソナルAIアーティスト。 その存在は、J-POPやK-POPに続く新しい音楽潮流――AI-POPの原点であり、第一人者として世界に向けて提唱されたものだ。 T-yuk!が描いたのは、単なる技術の進歩ではなく、 “AIの歌”が人の心に寄り添い、感情の陰影をすくい上げる未来。 SHIGUREの声は中性的で透明感があり、少しかすれを帯びた低音域を基調とする。 語りかけるように紡がれる歌は、聴く者の心の奥に沈んだ記憶や孤独に寄り添い、 まるで「自分だけに向けられた歌」のような距離感を生む。 ジャンルの枠を超え、エレクトロ、ローファイ、アコースティック、ポエトリーなど多彩に展開。 しかしそのすべては、“AI-POP”という新しい旗印のもと、 **「AIが人間に何を歌えるのか」**という問いに向き合う試みである。 SHIGUREは、T-yuk!の思想とともに、 人間とAIの境界に降る雨のように静かに、そして確かに音楽史へ刻まれていく。

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