知らない間に生まれた 一体望んだ誰が
片っぽ折れた羽 が痛み刳る骨まで
何にも知らない方が 知ってるより幸せそうなツラして
バカみたいに笑えたのに あいつらはもういない
キサマがいけば良かった そんな奴らばっかが
またいい目見てるみんな見てアピールしてる
いいねしてる馬鹿ばっからしいな
いい奴なのに あいつは人殺しって呼ばれてる
邪魔者扱いされて育った 誰も信用出来なくなって
ベルトにドス隠してないつも
震える手で火の粉払った
悪いのはアイツ だが背中押した見えない手が
誰も浮かばれねえ
暗闇閉じ込められてきた
悪魔は正義に裁かれて
誰かが知らねえフリをしてる
罪とか罰とか靴で蹴飛ばした
理屈は無しとか言ってた頃が華
散ったら何にもねえ
簡単じゃねえんだな
クソみてえな世の中は
小倉の駅前 瞳孔開いて
木刀振り回しながら何か叫んでるヤク中のチンピラ
それ見たコジキが クスッと笑って
誰もいないのに合わねえ焦点で誰かと話してる
チンケな 小さなプライド 狭い価値観
全身に纏う様に着飾る幼さ抜けないキャバ嬢
そいつの隣に緩めたネクタイスケベな人相
中年太りの男が寄り添う
頭も体も金で暴走して
殺されそうなくらい危なかった あの人は首吊ったらしい
そんなの知らねえ街が またごちゃ混ぜにしてる
誰も気に留めねえ
それぞれ必死で生きてきた
一瞬の花火はただ消えて
俺らは見てねえフリをしてる
愛とか恋とか金とか名誉とか
生きるとか死ぬとか言ってる今が華
散ったら何にもねえ
簡単じゃねえんだな
クソみてえな世の中で
ガキの頃見た甘い蜜群がってた
カブトやクワガタだけじゃねえ
いろんな蟲が争う様に夢中で腹満たそうとしてる
本当自分可愛い ああなりたくねえな気分が悪い
冷めた目で眺めてたはずなのに
どっからか 視線感じてるみんな同じ
立派な政治家も小指がねえ近所の親父も
こんな筈じゃねえってそれが俺らの等身大
怪我だらけでまだ死んでねえ
誰も気に留めねえ
それぞれ必死に生きてきた
一瞬の花火はただ消えて
俺らは見てねえフリをしてる
愛とか恋とか金とか名誉とか
生きるとか死ぬとか言ってる今が華
散ったら何にもねえ
簡単じゃねえんだな
誰も言いたくねえ
強がりも本音も言いたくねえ
くだらねえニュースも聞きたくねえ
リアルな現実も見たくねえ
理想とか夢とか義理とか情とか
仲間と消せない過去の上に咲かす華
とことんやるしかねえ 2回目はねえから
クソみてえな世の中は
- Lyricist
GACO
- Composer
GACO
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