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トーキング・ヘッズに強烈なインスパイアを受けた、神経質でソリッドなニューウェーブ/アート・パンクの傑作。130BPMのドライでスタッカートなドラム、メロディアスでタイトなベース、そして鋭角的なポストパンク・ギターが、極端にシャープなステレオ音像の中でヒリヒリとした緊張感を生み出します。あえて不穏に響くDメジャーのコード感が、曲全体に「解決しない焦燥感」を持続させています。
テーマは「親から無意識に受け継いだトラウマや思考の癖」を「相続税(Inheritance Tax)」に見立てた心理的スケッチ。中性的なテノール・ボーカルによる皮肉たっぷりのスポークンワードが、世代間の呪いを冷徹にリストアップします。しかし、テンポが倍速になるブリッジで「遺産は解散だ!残りは新しいものに使う!」と感情を爆発させる展開はあまりにもスリリング。ギターの残響すら許さず唐突に無音で終わるアウトロが強烈な余韻を残す、知的で鋭利なダンスパンク・アンセムです。
Negi0723は、感情の揺らぎと都市の空気感を繊細にすくい取るミュージシャン。 エレクトロニックとポップ、オルタナティブの要素を横断しながら、 きらめきとノスタルジー、衝動と内省が共存するサウンドを描き出す。 印象的なメロディと映像的なリリックが特徴で、 一瞬の感情や夜の断片を切り取るような楽曲世界は、 リスナーそれぞれの記憶や物語と静かに共鳴していく。 ジャンルに縛られず、感覚を信じて音を紡ぐ。 Negi0723の音楽は、日常と非日常の境界線をやさしく溶かしていく。