お父さんのジャケット写真

歌詞

お父さん

Kanon.

仕事ばかりの

父の背中を見ていた

文句も言わず

ただ働いて育ててくれた

忙しい父に

「ありがとう」も言わず

ろくに会話もしなかった

早くに母が亡くなり

家族のために

ひとり頑張っていた

あなたから

誰かを責める言葉を

聞いたことがなかった

弱っていく母を

1番に心配して

静かに尽くしていたのを知ってる

私は

自分のことばかりで

父の弱さを見ようともしなかった

そして

あなたがこの世から

いなくなってからやっと気づいた

私は

お父さんのことが

大好きだったんだって

認めるのが

遅すぎたね

天邪鬼な私を

そっと見守ってくれて

口出しもせず

ただそばにいてくれた

子供には

いつも優しくて

感謝してたのに

言葉にできなかった

娘として

私を愛してくれて

ほんとうにありがとう

─お父さんー

  • 作詞者

    Kanon.

  • 作曲者

    Kanon.

  • プロデューサー

    Kanon.

  • ボーカル

    Kanon.

お父さんのジャケット写真

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    お父さん

    Kanon.

タイトル:
お父さんへ 〜届かなかった「ありがとう」の歌〜

リリース説明:
父に「ありがとう」と素直に言えなかった娘が、
時を超えて想いを綴った愛の詩。
無口で優しかった父の背中、
母を想う姿、そして気づけなかった愛…。

この楽曲は、そんな娘の心の奥に残った後悔と感謝を、
言葉と音にのせて届ける“心の手紙”です。

亡き父に「大好きだった」とやっと伝えられたとき、
聴く人の中にもそれぞれの“大切な人”が浮かび上がるかもしれません。

涙と共に、優しく心を包み込む一曲をどうぞ。

アーティスト情報

  • Kanon.

    かのんは、“音霊”を届けるアーティスト。 日本の美しい情景、そして祈りの言葉を重ねて、作品を紡いでいる。 癒しではなく【 魂に届く振動 】としての音楽。 それは静かで、優しくて、でも確かな衝動。 伝えたいのは「自分の命に目覚める感覚」。 誰かの中に眠る“ほんとうの声”に、 魂の奥深くに届く音で構成。 そっと寄り添うための音。 現実世界で言葉にならなかった感情を、 祈りの波紋として音に託し、今ここに響かせる。 音が祈りとなり、誰かの心に届いたその瞬間、 “音霊”は完成する。

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