子供は地下にのジャケット写真

歌詞

心のノート

Waku

セブンでコーヒー買って

ドーナツ公園で腰下ろす

右手タバコで左手ペン

リキッドじゃない

サッカーやってた時と変わらずボール

そこで咲いてる花ピンク色

子供の時吸ってた蜜

もっと前はおっぱい

まあ最近もそう

でも今吐き出してる煙

準備は整った心のノート俺が書く出番だ

足止めれば過去台無し

大口叩いて止めれば恥晒し

既に日本の普通からは場違いな身

でもやめない俺がいなきゃ守れない

そのガキくさい責任感は自意識過剰?NO

そうゆう大人の洗脳無視

自分の感性を信じるよ子供のように

でもその子らも蝕まれてる現代だから

彼らを救うため作るよ心のノート

HIPHOPが俺のとって心のノート

参考になるのは等身大の言葉でしょ

道徳は教科書だけじゃ身に付かん

年上と絡み

社会に出たり

で学ぶけどその度に何かすり減り

火を灯さなくなった心に

その代わりタバコに

でもあのライブ見て変わった

飲むコーヒーもエメマン

になったがstill FIRE

お前に非(火)はない

だから俺がなんとかする

子供大人から子供リスタート

BOSSじゃなくリーダー

VOSTOKで俺はイケてる人が何か知ったんだ

でも今俺が周りの模範だ

鉄壁やDUOとは違う

一発で叩き込まれるラッパーの歌詞

理系の科目とはちげえ

答えがないアート予想できないフロー

世界史ばりのバックボーン

国語が映さないリアルがそこにあるのがHIPHOP

昔使ってたシャーペンの名前

だけど今は可愛い彼女にしてるsmash

だから呼ばないデリバリーのヘルス

去年はバイトUBER

近々音楽で稼いだ金で気にせず頼みたい美味い飯

そのため決める目標具体的

集中力いらない産物よりも

作りたいのはブレない売れない本

でも才能があったとしても売れなきゃ意味ない

最後教科書みたいな存在になりたい

HIPHOPが心のノート

教えてくれたほとんどのこと

見よう見まねの子供の頃

カルチャーが作る本物の男

HIPHOPは心のノート

俺にとっての心の療法

Zornばっか聴いてた子供の頃

そのおかげで今本物の男

死んでも天使はみんな子供さ

邪魔だ俺はまだ死んでねえ

いくら時間あっても語りきれやしねえ

子供大人過去未来関係ねえ

何か言いてえことがあるなら今言え

過疎になったこの街で何語る

いやだからこそ言いたいことがある

地上で止まる大人遅いどけ

いつか子供に戻れるから苦しめ

  • 作詞

    Waku

  • 作曲

    Ma Kid

子供は地下にのジャケット写真

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前作の「青年」がテーマとは打って変わり、今作のEPのタイトルには子供とある。子供と地下というファクターに共通項を見出し、そこを出発点に大人と地上という対極との関係性も描いたコンセプショナルな今作は、純粋さに内在する社会批判と俯瞰による哀愁によって内省的なまとまりを感じさせる。

アーティスト情報

  • Waku

    物事を遠くから見つめるような歌詞と日常的、直接的な表現の組み合わせによって生み出される彼の哲学は現代社会に生きる多くの人を惹きつける。自身を「犠牲」や「媒体」とするその姿勢には他者に対して委託をする意思と自己が等身大であることを強調していることが垣間見える。クリエイティブ集団ToTを牽引するWakuは何を見つめ、何を為すのか。

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ToT

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